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ネコ好きの平凡な人生のはずが なぜ?  作者: 遊遊
第4章 まったり生活は何処へ?
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PS 5話 向こうでのネコ生活

今回も間に合わず、本編ではなく過去のお話です(´・ω・`)

これはヒロが異世界に行く1ヵ月前のお話。


「にゃ〜ん、にゃ!」


「わぁ!びっくりしたー、クゥおはよう…出来れば優しく起こしてくれないか?」


「にゃ〜」


「悪かったよ、ちゃんと起きるから」


「にゃ…」


「ご、ご飯はすぐに用意するから!爪はやめてくれー!」


クゥと二人で住むには大きな家なのだが…その理由は別のお話で

 

 クゥに朝起こされるのは、ヒロの生活の一部である。爪で引っ掻かれて起こされるのだが、たまに優しく顔を舐めたり、スリスリして起こしてくれる事があるのでヒロは大半が痛い思いをすると分かっていながら辞められないのだ。


「ふー、お待たせー」


「にゃ!」


「クゥはよく食べるよな」


「カリカリ」


「あっ、仕事の時間が!」


「カリカリ」


「クゥ!じゃあ行ってくるよ!」


「カリカリ、にゃ〜」


ヒロは出勤時間のギリギリに出る、幸い歩いて行ける距離なので走れば5分くらいと起きる時間が遅いのもそのせいである。


「遅刻するー!」


「おっ、ヒロまた遅刻か?」


「まだ決まってません!じゃ!」


「帰り、魚でも買ってくれよー!」


「考えておきます!」



最短ルートをほぼ毎日ダッシュして仕事に向かっているので、たまにしか買いに行かない魚屋のおじさんに挨拶される。


「よし!1分前には着くな!」


「ニャォー」


「くっ!ごめんな!…まさかこのルートにネコが現れるとは危なく遅刻する所だった。」


そしてヒロの職場であるペットショップに着いた。


「セーフ!手強い敵も出てきたが何とか間に合いました!」


「…お前は、いつもギリギリだね」


「1分前ですからセーフですよね?」


「と言いたい所だけど…今日の出勤30分早くって連絡したよね?」


「えっ!……そ、その見るのを忘れてました!」


「なるほど、なるほど…じゃあお掃除をヒロに任せようかな♪」


「げっ!水槽の掃除を一人で?」


「そっ、一人で♪」


「店長!そんなご無体な!」


「うるさい!遅刻ばっかりして!」


このペットショップの店長、メイさんだ。ここはメイさんの親が経営してるお店の一つで半分趣味でやっているお店だ。メイさんは昔から犬派なのでそれがこの店が出来るきっかけでもあった。


「店長は、また犬の世話ですか?」


「何か問題あるの?」


「いえ、水槽の掃除は…」


「手伝わないわよ」


「くっ、終わったらネコのお世話しますからね!」


「お客様が来たら対応するのよ?」


「はい!」


「頼むわよ?前にネコと戯れてお客様無視したんだから…」


「て、店長だってあの時犬と遊んでたじゃないですか!」


「あれは…犬の健康の為に仕方が無かったのよ!」


 ヒロの働いているペットショップのいつもの光景である。こんな店だが評判は良く、近所の人達以外にも遠くからも来てくれる。ペットの健康状態は良く、綺麗で分かりやすく説明してくれるとそれなりに繁盛しているのだ。


「あの〜、このわんちゃんの…」


「はい!店長のメイです!」


「ありがとう、助かったわ〜」


「あの〜、CMでやってるネコのおやつは…」


「はい!こちらですね!新発売は2種類ありますので、この両方入っている物がオススメです!」


「あ〜、これこれ!じゃあこの両方入ってるのを買って好みのをまた買いに来るわね♪」


「またお待ちしております!」



「ふー、疲れましたね。」


「そうね、ミーちゃんと全然遊べなかったわ」


「俺だって、キャルちゃんが機嫌が良かったのに遊べませんでしたよ…さっき見に行ったら威嚇されましたよ」


「私、ミーちゃんを遊ばせたら帰るからヒロは帰っていいよ」


「はーい、店長…ここにあるの貰って良いですか?」


「んっ?あ〜試供品だけど半分持って行っていいわよ」


「あざっす!」


ヒロは試供品のネコ用のおやつと夕ご飯の弁当を手に急いで帰った。


「ただいまー!」


「にゃ〜」


「お迎えありがとうー!お土産もあるからな」



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