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ネコ好きの平凡な人生のはずが なぜ?  作者: 遊遊
第3章 なぜこのスキルが ?
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PS 4話 〜ティルは寂しかったの?〜

本編が間に合わなかったので変わりに投稿します(´・ω・`)


次回はちゃんと投稿しますヾ(・ω・*)

創造神様に生み出されて分からないくらいの年月が経っていた。


私は創造神様が居なくなったこの世界で風を司る神として祀られ、たまに覗いて見守っていたのだ。


「創造神様が居なくなってどのくらいかな〜…他のも覗いたり、時々降りたりしてるみたいだけど…」


ティルは世界の平穏に嬉しく思っているが、創造神様が居ない事によって他の神とも会うことが無くなった。


それを寂しく思ってしまっていた。


「たまに見ることはあるけど、話したりすることも無いしな〜」



そんな事を思っていた頃からしばらくして、一人の男の子が異世界からやって来たのだ。


「う〜ん、珍しいわねぇ…」


「ブラックゴブリンと出会うなんて運が悪いわね…猫と一緒だから助けてあげたいけど…今は無理よね」


「すごい!あんな枝で倒しちゃった〜!」


そこに見えた男は木の枝を突き刺し始めて出会ったモンスターを倒したのだ。


「もしかして…そんなわけないよねぇ、あ〜!来てくれないかなぁ〜♪」


それからその男の子は村に導かれて、


「大丈夫かしら、まさか悪魔族に会うなんて…」


「相手が馬鹿だったみたいねぇ〜♪」


「この子、運がいいのか悪いのかわからないわね」


「暇だから〜、この子の世界の事でも調べようかなぁ〜」


男の子から知識を読み取って過ごしていたティルは、面白い物を手に入れるのを見た。


「まさか神槍があんな所にあるなんてねぇ〜、しかも買えるくらいの安値で」


「残念だけど私達の誰かが許可しないと、ただの頑丈な棒なのよねぇ〜♪ふふふ、でも頑張って使ってる所が面白いなぁ」



それから男の子の戦いや生活を見ながら楽しく過ごしていたティルであった。


「おっ、別な所に行くのね…神殿の方に向かって来てるから来てくれないかな〜♪」


「眷属の生き残りがいたのね……ごめんね」


「やるじゃない!ふふふ、今度何かお礼をしないとね…」


「あ〜、美味しそうなの食べてる〜」


そして、教会に来たヒロ達を見ていると


「鑑定スキルが欲しいんだぁ〜♪お礼に私があげるねぇ♪」


「それにしてもあの男の子…不思議なスキルを持ってるんだねぇ〜、でも運が限界突破してる割には…ついてなさそうなんだよねぇ〜」



そしていよいよ、ヒロ達と出会う事になったのだ。



「おーい、ティル。誰か居るのか?」


「ヒロ君〜♪ひ・み・つ…だよぉ〜」


「はは、それは残念だな」


「その代わり、私あれ食べたいな〜♪」


「かしこまりました、お嬢様(笑)」


「よろしい、ヒロ君…ついて参れ〜♪ふふふ」


「はは、あっマリに見つかったな」


マリだけでなくミーシャンも後ろにいた。


「…ずるい…」


「ティルだけずるい〜!私も食べるからねぇ!」


「はいはい」


こうして、ティルは寂しく過ごしていた日々とお別れするのであった。

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