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ネコ好きの平凡な人生のはずが なぜ?  作者: 遊遊
第2章 冒険者ってこんな感じ?
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SS 2話 〜カルフォから旅立つ〜

第2章が終わりましたが、旅立ちは短くしたかったのでこのような形で描く事にしました。(・ω・*)

「お世話になりました」


「お世話になりました〜♪」


「また来る事があったら使ってください」


「頼んだぞ」


宿屋宿屋夫妻に挨拶をしてハンスの装備屋に向かった。


「はぁー」


「どうしたの〜?」


そんな会話をしながらあるいていたら、預けていた槍と鎧を取りにハンス装備屋にいた。


「すぐに壊すなよ」


「……気をつけます」


「綺麗にしてくれてありがとう〜♪」


「おぅ、息子の店にも行ってやってくれ」


「わかりました」


持って行ったその日、ものすごく怒られたヒロだった。

やはりグラッドベアと戦った事が一番怒鳴られた、怖かったです。


「次は…ギルドかな」


「ギルドの誰に会いたかったのか〜?」


「いや、お世話になったろ色んな人に…」


「ふ〜ん」


マリが変な勘違いをしているがここは触れない様にギルドに向かう事にした。


「おっヒロ、妹さん町を出るんだって?」


「もっといたらいいのになー」


冒険者の人達に優しく引き止められた。


「大きな所も行って見たかったんですよ」


「楽しみなの〜♪」


「まぁ、またこいよ」


「待ってるからなー」


冒険者達との会話も終わったので受付に向かった。


「あれ、ヒロさん♪」


「今日町を出ようと思うので挨拶に」


「ふふ、そっか♪またカルフォに来てね♪」


「あらぁ〜、ヒロくんいっちゃうの〜」


「ヒロは私とノルヤに行くの〜!」


「あらぁ、ごめんなさいねぇ〜」


「ははは、あんまりからかわないでくださいね」


「わかったわぁ、ふふふ」


マリは、ユーリィさんとサシェさんにからかわれていた。


「ヒロ、行くのか?」


「えぇ、ギルドマスターお世話になりましたね」


「まったくだ、頭痛の原因が居なくなってくれてありがたい」


「でもその分儲かったんでしょう?」


「はぁー、まぁそうなんだがな」


「また来るかもしれないですよ?」


「まぁ、しばらく向こうに行って楽しんでこい」


何だかんだ言っているがヒロの旅立ちを祝福してるらしい。


「じゃあ、そろそろ行きますね」


「みんな〜またねぇ」


「元気でなー!」


「またこいよー!」


「今度は2人でぇ〜ご飯に行きましょ〜ねぇ〜」



みんなの優しい言葉に嬉しくなったヒロだった。

マリが最後のサシェさんの言葉で機嫌が悪くなったのは言うまでもない。


「さぁ!ヒロ後はアプルンのおばあちゃんの所だけだよね!」


「そうだな…」


「行くよ!」


「はい…」


マリが怒ったままアプルンの屋台に着いた。


「あらあら、どうしたの?」


「ヒロがデレデレしてたの!」


「ふふふ、それで怒ってたの?」


「そう!」


「…アプルン5個ください」


「ありがとうね、もう行くのかい?」


「はい…お世話になりました」


「ありがとう〜、おばあちゃん!」


「ふふふ、また来てくださいね」


マリにアプルンを取られたヒロだが、特に何も言えなかった。


「じゃあ、しばらくカルフォともお別れだな」


「うん…」


「どうした?寂しいのか?」


「うん、でもヒロがいるから大丈夫…」


「じゃあ、行くか」


マリの頭を撫でて元気づけたヒロは、旅立つのであった。

物足りない方もいると思いますが、新章を描きたくなったのでごめんなさい(´・ω・`)

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