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ネコ好きの平凡な人生のはずが なぜ?  作者: 遊遊
第2章 冒険者ってこんな感じ?
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SS 〜ショートストーリー〜 1話 クゥのお留守番

本編とは別にショートストーリーとして省略している所や外伝の様な話を書いていきたいと思います。(・ω・*)

「後でお土産買ってくるから大人しくしてろよ?」


クゥの飼い主であるヒロに言われたので反省していた。


「にゃ(失敗、失敗ちょっと遊ぶつもりだったのに〜)」


「にゃ〜?(お土産ってなんだろ?)」


「にゃお!(お肉かな!)」


クゥは、床でゴロゴロしながらお土産を考えていた。


廊下から足音がしたのでベッドの下に急いで隠れた。


「あれ、この部屋から何か物音がした気がしたけど…気のせいかしら?」


「にゃ〜、にゃ(ご主人に大人しくしてるように言われたから、見つからないようにしないと〜)」


「?、何か聞こえたような…あっベッドメイクしてしまわないと!」


クゥがとても小さく鳴き声で言ったつもりだが聞こえたらしい。


「これでいつ帰ってきても大丈夫ね」


用事が終わったので部屋から出て行った。


「にゃ〜(早く帰ってこないかな〜)」


クゥはまた床でヒロの帰りを待った。


「にゃ、にゃ?(ご主人の袋にオモチャ、あるかな?)」


クゥは、ヒロの元の世界から持ってきたリュックに助走をつけて飛びかかった。


ドサッとクゥは、リュックに爪を立てて掴まった。


「にゃ…(開かない…)」


「にゃ(つまんない)」


クゥは、ヒロが帰って来ないのでベッドの下で寝る事にした。


ヒロの足音が聞こえたので、すかさずお出迎えモードで待機した。


「クゥお待たせ」


「クゥ様〜♪、お土産いっぱいだよ〜」


「にゃ〜♪(やった〜♪)」


クゥは、水とお土産いっぱいの食事に興奮していた。


「構ってやれなくてごめんなー、いっぱい食べてくれ」


「にゃ(うまうま)」


美味しいお土産に舌鼓していたその時に


「…ヒロ、これ食べてもいい?」


「…(この女まだお腹がへってるのか…)」


マリが、ジーと見てくるのでクゥは食べづらそうだった。


「……食べてもいいですか?」


「にゃー(ご主人が言うからしょがない、この新参者にわけてやるかー)」


クゥの中ではヒロ(ご主人)>クゥ>マリの順位に格付けされている。


マリは他所から来た野良猫ぐらいに思っているのでやれやれ、世話がかかると思ったクゥであった。



その後ヒロに甘えて撫でてもらったり、抱っこしてもらったりと至れり尽くせりだった。


「にゃ〜♪」


「クゥも嬉しいのかー♪」


「にゃ♪」


「このもふもふ具合がたまらん!」


ヒロは、相変わらずだったがクゥもこの関係を嬉しく思っている。


「にゃ〜ん♪(ご主人にもっともっと可愛いがって〜もらいたいな♪)」


「毛並みもツヤツヤだ!」


仲良くベッドで寝るクゥとヒロであった。

今回の1話目がクゥの待ってる間の話でしたが始めて書いたのでかなり短く、正直満足な出来ではなかったですが、クゥの事をお話に登場させたかったのでご容赦ください(・ω・*)

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