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ネコ好きの平凡な人生のはずが なぜ?  作者: 遊遊
第7章 ダンジョンってこんな所なのです ?
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123話

遅くなりすいません(´・ω・`)


投稿ミスで連休中の投稿が出来ていませんでした

 宿のご飯に肉料理を追加で頼み、マリとミーシャンは満足してくれた。


 明日からトラップダンジョンに向かう、クゥを連れて行くのか少し悩む。


「流石に今回はクゥもお留守番か」


「にゃぉお」


「一緒に来るって?」


「にぁゃお!」


「でも流石に俺がトラップに引っかかったら危なくないか?」


「にゃお」


「大丈夫?」


「にゃ」


「なんとかするって…」


 最近クゥが伝えたい事がより分かる様になってきた気がするヒロ。


「クゥ、俺強くなってるよな」


「にゃぁ?」


「強くなる為にここへ来た筈なのに実感が全然ない」


「にぁぉ」


「考えても仕方ない?まぁそうだよな、クゥじゃあいい子でまってるんだよ」


「にゃ」


 クゥはヒロを気にせずごろんと部屋で寛ぐのであった。


 朝、相変わらず美味しそうに食べる2人とそれを見ている2人。


「おはよう、みんな」


「ほはよぉ~」


「…んっ…」


「おはよぅ」


「あら、遅い目覚めね」


 ヒロも軽い朝食を頂き、トラップダンジョンに向かった。


「ここがトラップダンジョンか~」


「…へん…」


「確かに入口に違和感を感じる」


 横から男が1人が近づいてくる。


「へぇー、君達は有望なようだね」


「どういう事だ?」


「ここがどこなのか、分かってるだろ?」


「トラップダンジョン、ここにもトラップがあるんだな」


「その通り、まぁ大した事のない石が飛んでくるワイヤートラップさ」


「教えていいのか?門番なんだろ」


「君とそのお嬢さんが気づいてるならその程度なんてことないだろ?それに…」


 門番の男はヒロをじっと見つめ


「いや、気を付けて行って来いよ」


「あぁ、ありがとう」


 入口には分かりやすいワイヤーがあり、皆には避けてもらいヒロが作動させてみた。


 ワイヤーに触れると石が5個程落ちてくるだけであった。


「これなら大きなけがしないが、ダンジョンのやさしさなのか?」


 ダンジョンを進むと早速トラップダンジョンの洗礼を受けた。


「床に違和感、入口より見えにくくなっているワイヤー」


「…あれ…」


「奥にも何かありそうだな」


 ヒロが思っていたよりもトラップの密度が高く、普通に進むには時間がかかりそうだと感じた。


「ここから作動させてみる」


 氷の礫を無数にばら撒くと床は崩れ、壁から矢が放たれ、天井から槍が降り注いだ。


「なかなか怖いトラップだな」


「ひぃ!やばいよヒロ」


「…あぶない…」


「あははぁ、危険なのねぇ」


「これ本当に私達のランクで来れる所なの?」


「…最悪、魔法でどうにかする」


 一方、入口があった場所では


「あれ、入口が・・・、まさか幻悪(げんあく)ダンジョンだったのか」


「まずい、至急高ランク探索者に知らせなければ!彼らが危ない」


 

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