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ネコ好きの平凡な人生のはずが なぜ?  作者: 遊遊
第7章 ダンジョンってこんな所なのです ?
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101話


続きを書く筈が、思いついた新しい小説をちょっと書いていたら続きを書く時間が無くなってしまいました


遅くなって、短くてごめんなさい(´・ω・`)


投稿してまた続きに集中したいと思います

 ヒロ達一行はメイズアンスに向かう馬車に乗っていた。


 大きい馬車で、ヒロ達の他に10人程乗っている。


「いよいよか」


「ヒロ、また難しい顔してるよ」


「マリ、わかってるんだけどな」


「…これ…」


「ミーシャンちゃんもありがとう、自分で食べて」


 これからの事を考えながら、馬車に乗っている他の乗客を眺める。


 10人乗ってる内4人は冒険者の様にも見えるが、もしかしたら探索者の可能性もあるので余り見ないように他の乗客に目を向ける。

 他には夫婦が1組、身なりが少し良さそうな男性、ローブを深く被っている人、マリより少し年上そうな少女、白髪のお爺さん。


「メイズアンスは探索者ばかりが行く所じゃないのか?」


「観光で行く人もいるみたいよぉ♪」


「それに病気や怪我を治す魔法薬も手に入りやすいみたいだよ」


「なるほど」


 マリとティルの話を聞き、メイズアンスに着くまで静かに待つヒロであった。


 昼頃になると城塞の様な壁に囲まれた大きな街が現れた。


「すごいな、思った以上に発展している」


「ダンジョンから出る物が、それだけ魔導具を作るのに必要だからだよ」


「魔導具の事をそんなに考えもしなかったな」



 メイズアンスの門に着き、馬車の人間に入場許可書の確認が行われた。


 そしてヒロ達の番になった。


「入場許可書を」


「5人分です。」


「………来た目的は?」


「探索者になりたいと思いまして」


「……わかった、探索者は危険だから気をつけろよ」


「ありがとうございます」


 無事にメイズアンスに入る事が出来た。



 メイズアンスの中にはダンジョンが4つ程存在しており、壁の外にはさらにダンジョンがある。


「ダンジョンがある割には中は平和な感じだな」


「初心者ダンジョンが一つとメイズアンスでも最高ランクのダンジョンが一つ、後中級ダンジョンらしいけど頻繁に入ってるからスタンピードは起こらないみたいだよ」


「マリ、よく知ってるな」


「この前みんなで調べたの!」


「そっか、ありがとう」


「えへへ♪」


 とりあえず言われた通り、冒険者ギルドに向かう事にした。


 道中冒険者ギルドの場所を尋ねたら、案の定「あんな所になんで行くんだ?」と半笑いでバカにされたが友人に手紙を頼まれたと説明するとつまらなそうにメイン通りを外れた端っこにあると教えてくれた。


「やっぱりここじゃ冒険者って地位が低いんだな」


「ムカつくわね、私だって冒険者なのに」


「そうね、ルリちゃんでも探索者がダンジョンに入って成り立ってるのは事実なのよぉ」


「冒険者はメイズアンスに後から来た、だからよく思われないんだよね〜」


「…くしやき…」


「あっ、ミーシャンちゃん食べる?」


「…たべたい…」


「マリも食べたい!」


「わかった、ついでにここの話も聞いてくる」


 串焼きを売っていた露店のおじさんにからかわれたが話を聞くことは出来た。


「どうやらあのデッカい建物が探索者ギルドらしい」


「ええ!あの城みたいなの!」


「ああ、実質このメイズアンスは探索者ギルドのマスターがとても大きな権力者で目を付けられるとやばいって忠告されたよ」


「気をつけ無いとね」


 話をしながら外れてにある冒険者ギルドを目指すヒロ達であった。

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