100話
遅くなりましたごめんなさい(´・ω・`)
短いですがSSも投稿しますのでよかったらそちらもご覧ください(・ω・*)
ハイベル家族と別れ、メイズアンスに行く準備の為少し留まる事にしたヒロ達一向は部屋に集まり話し合いをする事にした。
「じゃあ、これからメイズアンスに行くに当たって必要な物などを話し合っていこうと思う。」
「はい!」
「じゃあ、マリ」
「食料の確保!」
「大事ではあるけど、ストックもそれなりにあるだろ?」
「もっといっぱいあった方がいいと思います!」
「…だいじ…」
「それはメイズアンスでは食料が不足したり、高かったりするのか?」
「私が色々なお店で聞いた感じだと〜、嗜好品的な物はこの辺より高いみたいだよ〜」
「なるほどな、我慢というのは?」
「無理!」
「…むり…」
「そうか」
マリとミーシャンはその事は譲れないようだ。
ヒロも別に我慢したい訳ではないが、そこまでお菓子などに執着も無い。けれどクゥのご飯のストックも欲しいのでここは拒否する訳にも行かないので出発前に買うという事で纏めた。
事前に買うとマリとミーシャンが食べてしまうので説得し話を纏めるのに苦労した。
「じゃあ他には無いか?」
「メイズアンスって冒険者は地位が低いのよねぇ?普通に冒険者として振る舞うのかしらぁ?」
「そうだな、一般人や行商人に比べればそれなりに高いだろうから冒険者として普通に入ろうと。冒険者ギルドには行ってくれと言われてるからな」
「トラブルにならないかしらぁ?」
「見下す奴やちょっかいを出す奴はいるか」
「ええ、それなら一般人として入る方が良くないかしらぁ?」
ヒロはどちらがいいのか考える。
別にメイズアンスに入るのに冒険者としての地位を明かすメリットとデメリットを考える、確かにティルのいう事は間違っていない。それにメイズアンスで探索者としての夢を見て訪れる人間も少なく無いと聞いている。
「ここは探索者を目指して来た、聞かれたらそうしよう」
「そうねぇ」
話し合いも終わり昼ご飯を食べ、それぞれ食料調達、移動の手配を別れて行う事にした。
移動の手配をティル、ミーシャン、ルリに食料調達はマリ
、ヒロが行く事に
「ヒロ〜、これ買って!」
「それは必要ないだろ?」
「そんな事ないよ!これがあればすごく、す〜んごくやる気出るよ!」
「そうか、さっき話していた限定100個の特製弁当は無しで良いんだな」
「ぐっぅ、ヒロ…それとこれとは別って言うか」
「だがな、お金は無限にあるわけじゃないんだ…分かるだろ?」
「そ、そうなんだけど……っていっぱいあるのしてる!」
「まぁ、みんなが稼いだ分もあるからそうなんだけど…このままだと直ぐに底を着くペースなんだよな」
「頑張るからお願い!」
「ミーシャンの分もちゃんと買えよ」
「わかった!」
一方その頃、移動手配担当は
「…こっち….」
「ミーシャン!また食べ物屋に行く気ですわね!こっちよ!」
「ルリちゃん、また雑貨屋さんの方に行く気ですかぁ?」
「違うのよ!ティル姉、そう!メイズアンスへ行く方法を聞く為に行くのよ!」
「…やたいでもいい…」
「はぁ、二人共ヒロくんに怒られますよ?」
「…そっか…」
「ふん!ヒロが怒った所で」
「ルリちゃん、お菓子も服も買って貰えませんよ?」
「ティル姉、まさかそんな」
「だってルリちゃんはまだそんなに依頼を一緒にしてないでしょ?前の買い物だってヒロくんが出してくれたのよぉ?」
「そ、そうね!ミーシャン、真面目に探すわよ!」
「…うん!…」
「じゃあ、冒険者ギルドに行ってみましょう」
そして冒険者ギルドで聞いてみると
「ティルさん、メイズアンスに行くにはまず通行許可証を買い、馬車に乗って行く事になります。」
「通行許可証はすぐ買える物なんですかぁ?」
「何度も使える物は申請が必要ですが、一方通行の物はそれなりの金額で買う事が出来ます」
「何処で買えますか?」
「メイズアンス方面の門で買えますので事前に買って乗合馬車で行くと良いですね」
「分かりました、ありがとうございます」
それからヒロ達と合流し、通行許可証の事を話し買いに来た。
「すいません、メイズアンスの通行許可証を貰いたいのですが」
「あぁ何人分?」
「5人分です」
「なら一人10万マールで50万マール必要だ」
「わかった、これで足りますか?」
「……これが通行許可証だ」
「ありがとう」
受付は無愛想なおっさんだったが、変に高圧的で無いだけマシだな。
宿屋に戻り明日出る事を伝え、夕食を食堂に食べに行くのであった。
そして、夜
「ティル、ルリ寝たか?」
「……」
「……」
猫の姿の二人は可愛いが、一番はクゥだ。
「クゥ、いつも窮屈でごめんな」
「にゃ」
「ここをもふもふしたらいいのか?」
「にゃ〜ぁ」
「明日からメイズアンスって所に行くけど移動の時はまた袋の中で大人しくしてくれな」
「にゃふ」
「ありがとうな」
「にゃぉ」
「おやすみクゥ」
「にゃ」
そして、朝ご飯をいただきお礼を言って乗合馬車乗り場に向かった。
「いよいよ、メイズアンスか」
「ヒロ、力抜いて…ね?」
「ああ、そうだな」
「…これ…」
「ミーシャンちゃん、俺はいいから自分で食べて」
「…んっ…」
「ありがとう、ミーシャンちゃん」
「さぁ、ヒロ!エスコートしなさい!」
「ヒロくん、私達もいるんだから悩まないで相談してねぇ」
「ティル…わかった、じゃあ行こうか」
「うん!」
「…うん!…」
「はぁい!」
「行くわよ!」
こうしてヒロ達パーティーはメイズアンスへと向かうのであった。




