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ネコ好きの平凡な人生のはずが なぜ?  作者: 遊遊
第5章 平和な時間っていつくるの ?
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SS 11話 〜ルリとの女子会 ? 〜

遅れてすいませんでした(´・ω・`)


短い話ですがよかったらご覧ください(・ω・*)


 激しい戦いから数日、久しぶりにヒロとは別に女の子4人で外に出かけていた。


「ルリちゃん!ここのお魚焼き美味しいよ〜!」


「…1つください…」


「私ももらおうかしらぁ♪」


「ルリちゃん…ま、マリが言うだから1度食べてあげるわ!」


 4人並んで串焼きにされたお魚をハムハム食べているのを通る人々は微笑ましく思いながら通りすぎる。


「ルリちゃん、他に行きたい所ある〜?ヒロからお小遣い貰ったから連れて行ってあげる!」


「…マリ、ココモパイ…」


「朝教えて貰った所!でもルリちゃん…」


「いいわよ、甘味も食べてみたかったから連れていきなさい」


「わ〜い!」


「私は美味しいお茶があったら嬉しいわねぇ♪」


「ティル姉様、いつの間にお茶を嗜む様になったの?」


「ヒロ君達と旅をしてからねぇ〜、なかなか人の世界も楽しみが結構あるのよ♪」


「ふ、ふ〜ん、なら私も楽しませて貰うわね…」


 ルリがヒロ達と旅をする事に決まってから仲良くなる為に今日はこのメンバーでお出かけしたのだ。


 ちなみにリヴァイアサンの蒼月は、ルリがいた神殿の修復とその後、守護する事をルリに命じられた。


 蒼月が羨ましそうにしていたのは、みんなは感じていなかった。


「こ、ここがお店なのかしら?」


「そうだよ〜」


「…はやく…」


「とても雰囲気の良いお店ですねぇ♪」


「入り辛い雰囲気じゃないかしら…お金足りるのかしら」


「ルリちゃん!こう見えて私達結構稼いでるから任せて!」


 頼んだのはホールケーキが3つ、焼き菓子の盛り合わせ、そして執事さんがつけてくれるお店なので執事さんが紅茶を淹れてくれる。


 このお店は上流階級の人や大商人、高位の冒険者などでテーブルも6つ、上には個室の部屋がいくつかだけという徹底ぶり。


「お嬢様方、紅茶でございます」


「わ〜、良い香り〜!」


「…おちつく…」


「いいわねぇ〜♪」


「こ、こんな生活していいのかしら…」


「ルリちゃん、好きな物取って貰いな〜!」


「えっ、と、そのケーキっていうのを1切れずつ」


「かしこまりました。お嬢様」


 お茶とお菓子を楽しんだ、マリ達は次に服を見に行く事にした。


「ここ気になってたんだよね〜!」


「…ふわふわ…」


「こっちのルリちゃんに似合うんじゃないかしらぁ♪」


「こんなかわいいの私に似合わないもん」


「そんな事ないから着てみなよ〜!」


「う、うぅ」


 ルリが来た服は髪の色に近い青色のフワっとしたワンピースを着て出てきたルリを見て、


「わぁ〜!綺麗〜!」


「…かわいい…」


「ふふふ、よく似合ってわよぉ♪」


「そ、そう…これ欲しい」


 ルリのはじめてのわがままを言った、そしてワンピースを買って貰えた事がとても嬉しそうにしていた。


 その後夕食を食べてホテルに戻った。


「ただいま〜」


「…ただいま…」


「ただいまぁ〜♪」


「ただいま…」


「みんなおかえり、ルリ楽しかったか?」


「ふん、まぁ、まぁ楽しかったわよ!」


「そっか、俺は先に休むからみんなおやすみ」


 ヒロが先に寝てしまったので、女子達はお風呂に入り部屋でお話をする事になった。


「ねえ、ヒロって人のどこがいいの?」


「ヒロはね、私の村を救ってくれて優しいの〜!」


「…やさしい…」


「ヒロ君は困ってるとなんだがんだ言って♪」


「そ、そうなんだ…」


 その後も夜が深くなるまで色々な事を話す女子達であった。

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