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ネコ好きの平凡な人生のはずが なぜ?  作者: 遊遊
第1章 ここはどこ?
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7話

前回は、ヒロがこれからを考えてフォンドに色々聞く回でした。


*5月6日修正を加えました。

細かい修正は基本書きませんが、今回は魔法スキルの説明を追加した事と、セリフを分けて書いてた部分を一括りにして見やすく変えたので修正について書きました。


大きく修正した時は、修正話と最新話にて告知する予定です。

少し休憩を挟みいよいよ魔法の話である。

フォンドは説明を再開した。


「さて、魔法だが基本的に種類は、決まっている。」


「火、風、水、土、の4属性だ。」


「氷とか雷とか回復はないのか?」


「それは複合魔法になるな、基本的にこの4属性のどれか2つ以上使える者の一部が複合魔法を使える。」


「じゃあ1つならそもそも使えないということか?」


「そういうことだ。」


「他にもあるがその場合は、ほとんど特殊スキルによる物だから基本的に4属性と関連した魔法しかない。」


「やっぱり詠唱とか必要なのか?」


「いや、基本的には使えるタイミングで魔法名が浮かぶからそれを言えば発動するらしい…ちなみに俺には適正はなかった…」


(フォンドも苦労したんだろうな…)


「じゃあ覚えるまで効果はわからないのか?」


「一応魔法大全のようなものが少ないが、存在している。ただ大きい国の図書館か大きいなギルド支部と本部にしかないがな、言った中なら大きなギルド支部が、一番見ることの出来る可能性があるがな」


「覚えておくよ、魔法ってやっぱり杖なのか?」


「杖が一番魔法に適してるのは確かだが、武器や指輪などのアクセサリーでも発動させることの出来る物は、存在する。値段はとんでもないが…」


「お金か…」


「お金のことは、手伝ってくれるなら少しは渡せるし、稼ぐ方法はいくらかあるから大丈夫だ」


「フォンドありがとう」


「いいってことよ、昔それなりに冒険者してたからな…」


回復手段が限られているらしいから、冒険者も楽じゃなかっただろうに。


「回復魔法が、複合なら回復はどうしてたんだ?」


「Sランク冒険者パーティには1人はいるだろうが

それ以下だとほぼいないな。そんなのを抱えるパーティは、ほとんどSランクになるやつらだ。

Aランクなら上級ポーション、Bランクなら中級ポーション、それ以下は下位ポーションを主に使う。そのお金もないときは、薬草で誤魔化してる感じだな。」


「ポーションって高いのか?」


「下級なら安宿1泊、中級なら安い武器が買えて、上級なら高級宿1泊なんて事もざらにある。」


「どのくらいか良く分からないな…」


「お前魔石持ってたな、見せてみろ。」


「これか?」


「これがゴブリンブラックの魔石か…」


「これならおそらく、上級ポーション一本買えるか買えないかになるだろう。」

「実力のあるC級以上が適正だから普通ならBランク以上パーティだろうな。」


「ちなみに黒パン1個100マールだ。下級ポーションは、だいたい4000〜5000マール、中級ポーションは、3万後半〜5万、上級なら30〜50万が相場だ。幅があるのは品質によるものだ。」

「だからこの魔石は、30万前後くらいだと思う。」


フォンドが答えてくれた。


「それってかなり高価な魔石ってことか?」


「あぁ、大きさはそれほどではないが品質は最高クラスだ。Aランクモンスターの下位くらいの値段は、するだろう。」


「お金は、とりあえずこれで大丈夫だろう。」


「盗まれない?」


「俺がそんなやつ許さん!、そもそもこの村でそんな事する奴はいない」


と言ってくれた。

マリが目の色を変えて近づいてきた。


「ヒロ様〜ってすごいんですねぇ〜♩素敵です!結婚してください!」


マリは、朝にもそんな話をしてきたが、今は結婚しても甲斐性があるとわかったので猛烈にアピールしてきた。


「マリ…とりあえず後にしよう」

「まだフォンドに聞きたいことがあるから…」


と話を逸らす。


「わかりました♩あ・と・で、ですね!」


「あ、あぁ…」


後回しにした事を後悔するヒロであった。


「フォンド、魔法のスキルも少し教えてくれ」


「魔法は専門じゃないから知識は少ないが…いくつか知ってる」


「それでもいいから頼む」


「魔法系スキルは大まかに、特殊属性を使えるスキル、発動スピードに関するもの、魔力消費を軽減するもの、威力や範囲を増すもの、この辺りが魔法系スキルだな。詳しくは、今度調べてくれ聞いたがあんまり覚えられなかったのでな…」


「わかった、ありがとうフォンド。最後にウォルナ教について聞いてもいいか?」


「ウォルナ教か…正直いい噂を聞かないな…大国のいくつかが、ウォルナ教を支持しているから大っぴらには言えないが、魔王の再来がトップらしいとか、魔人や悪魔の隠れ蓑とかやばい噂が多いな…真実かどうかは知らないが、関わらない方がいいのは確かだ。」


「わかった…覚えておくよ」


「あぁ知識も立派な武器になるから覚えておいて損はない。」


その頃クゥは、俺の足元でお昼中だ。寝ていてもかわいいな。

フォンドは、クゥについては見ていない見えてないことにしたらしい。クゥについて触れようとしない。


「フォンドとりあえず聞きたいことは聞けた、ありがとう。これからどうしたらいい?」


「槍の準備は明日までかかりそうだからマリに村を案内してもらうのはどうかな?実は、まだ何を手伝ってもらうかも決めてないんだ。」


フォンドがそういうとマリは獲物を狙うように見ていた。


(マリとか…)


ヒロは、考えたが他に選択肢がない。


「マリ、村案内してもらってもいいか?」


「もちろんですよ♩だ・ん・な・さ・ま♩キャッ」


ヒロは、このままではまずいと本気で思ったのであった。










魔法のは触れたのですが魔法系スキルには触れてなかったのでまた魔法が絡む時にしたいと思います。

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