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非魔神の非魔ツブシ ~デモンズハーモニー~  作者: 霙真紅
フレム卿と愉快な刺客達編
160/204

百五十五話  気配が眩しい敵対者達

 慣れたように馬から降りるエトワールと自称俺の騎士シオンさん。

 側で倒れている俺が居るというのに奴らはしばし見つめ合い、むかっ腹が立つ程に余裕たっぷりだ。

 ふと後方に下がった男爵共を見てみると、奴らも無事潰されたようでメソメソ泣いていた。



「姫。我が愛馬と共にフレム卿の救護をお願いします」



 シオン(仮)の言葉を受け、静かに頷いたエトワールは角生えた馬と共にこちらに駆け寄って来てくれた。

 当のシオン(仮)は俺と金色騎士の間に立ち、地面に刺さる剣の柄頭に片手を置く。

 全身金色で赤マントの重騎士と、銀色の軽装鎧に青マントの自称シオンは睨み合う形で互いを牽制している状態だ。



「お兄様! 御無事ですか? こんな事もあろうかと、マトイ様から神聖術の指南を受けておりました! 私にお任せください!」


「エトワール……。彼……は……」



 エトワールはすぐさま魔道書を開き、かざした手から発する光で治療を始めてくれる。

 俺は分かっていながらも、念のためにと銀色騎士の素性を訪ねた。



「セリオス様が直々に推挙された王国一の騎士、シオン様です! なのでもう安心ですよ」


「いや、どう見てもセリオス本人……。というか飛んで来た剣もグランフォウルじゃん……」



 してやったりと言わんばかりの幼い笑顔を見せてくるエトワール。

 筋書き通りに出来て嬉しいのだろう。乗ってやるべきと思いながら、俺はつい本音を洩らしてしまった。

 地面に刺さり、放つ光が消えかけた剣はそのまんまセリオスの愛剣なのである。



「シオン様です! 剣は貸出し中なのです! 信頼が厚いのですぅ!」


「うん。シオンさんね。ごめんね疑って。それと馬。尻をつつくな痛いよ」



 エトワールは慌てたように両拳を胸元で上下させた。

 感情表現が多彩になるに連れ、日増しに愉快になっていくなこの子。

 俺はそんなエトワールに不思議な感動を覚えながら、俺の尻を心配そうに角でつつく馬に文句を言っておいた。

 一応角先から暖かい光が溢れており、治療の一環であるのだろうがむず痒くて嫌な気持ち良さがあるのだ。癖になると困る。

 それとこいつ、以前仲良くなったユニコーンのバサシくんじゃないのか?

 最近見ないと思ったら、セリオスに飼い慣らされてたのかよ。



「そういやラグナートとザガンは来てないのか?」


「ザガン様は魔力反応をしらみ潰しに探ってみると……。ラグナート様はその……気付いたら居なくなっておりまして……」



 俺はラグナート達の動向を訪ね、エトワールは困ったように彼等の動きを教えてくれた。

 どうやら一人残らず勝手な行動を取ってバラけてしまったようだ。

 ウチの連中皆自由だからな。可哀想に、心細かっただろう。俺も申し訳なさが溢れてくる。



「そこに駆け付けて下さったシオン様が、お兄様が向かった方角が正しいと判断されまして……」


「ふ……。敵が撹乱を目的に策を練っているのならば、フレム卿は真っ直ぐに敵本陣に辿り着いたと見てね。こうして足取りを追ってきた訳だ。状況はエトワール姫が敵の音響魔術を解析流用し、おおよその流れは把握している」



 これ見よがしにエトワールはシオンに話を振り、彼もまた調子づいて背中越しに反応をくれた。

 つまり男爵の使っていた声を飛ばす魔術を辿り、反対にこちらの声を聞いて居たと言う事である。

 それはマズイな。非常にマズイ事になった。



「関わらなくて良い事案に首を突っ込み、未知数の相手に威勢良く勝負を仕掛け、挙げ句あっさり返り討ちになったようですなフレム卿……」


「いやあ……それは……その……。あ、そうだバサシ! 俺の事は良いから……。あそこで潰れて泣いてる二名を介抱してやってくれないか?」



 痛いところを突いてくるシオン。事態をややこしくしたのは間違いなくこの俺だ。

 言い返す事の出来ない俺は苦し紛れに男爵達に救いの手を差し伸べる事にした。

 さすがに放置も可哀想だろう。彼等も癒しが必要なはずである。



「ヒヒン? …………ヒン!」



 しかしバサシは歯を剥き出しにし、精一杯嫌そうな顔でそっぽを向いてしまった。

 ここは強く言ってやるところだが、いかんせん俺は心身共に衰弱してしまっている。

 獣と口論を交わす余裕などないのだ。



「お陰で立ち上がる事くらいは出来るようになった。頼むバサシ。……後で美味いお野菜差し入れてやるから……」


「ヒン? ヒヒ~ン!」



 重い体を起こし、俺はゆっくりと立ち上がった。

 その様子を見て眉をしかめるバサシに、エサをちらつかせて再度お願いをすると態度が急変する。

 バサシは前足を軽く蹴って鳴き声を上げると、興奮気味に男爵の元へと走り行く。

 要請に応じてくれたのは良いが、なんであんなのを愛馬にしているのか……

 時々セリオスが分からなくなるな。



「兄ちゃん! なんか変な馬がこっち来たよ!」


「白い肢体に金の角……。もしやこれが伝え聞くユニコーンか……。伝承では大の男嫌いとの事であるが……。どうやらその辺りは捏造のようだな……」



 コウモリがバサシに気付いて怯えたような声を発する。

 男爵はバサシの正体に検討が付いているようで、人の言う事を聞くユニコーンへの警戒は解いた様子だ。

 折り重なるようにのし掛かるコウモリを優しく側に寝かせ、男爵は興味深くバサシを見据えている。



「でなければ男を背に乗せたりなどけしてせぬ。うむうむ、良き面構えではないか……って、何を……痛ぁ!! 刺しおったぞこやつ! ま、待て! 痛っ! お、おっふぅ……」



 クライズ男爵は微笑みながらバサシの頬に触れようとするが、角で手を払われ転ばされ、肩や背中をその金色の角でチクチク刺されまくった。

 ついでに寝かされたコウモリも狂ったように腹を刺されまくっている。

 確かにあの馬共、俺とセリオス以外の男には一切懐かない。

 他の男は大っ嫌いなようで、ラグナートどころかザガンにすら懐かないのだ。



「兄ちゃん! 刺された背中の傷が治ってるよ! 僕のお腹も痛いのに治るよ! なにこれ気持ち悪いよ!」


「ええい珍妙な能力よ! 寄るな寄るな! 我輩施しなど受けぬわ!」



 端から見ると滅多刺しで凶気そのものだが、コウモリのワイトとクライズ男爵の傷は順調に治癒されているようだ。

 男爵なんて反抗する気力も戻ってきたようで少し面倒臭い。



「アズデウス公国指名手配犯クライズ・ツェッペリン! 名を変え立場を変え、暗躍していたようだがすでに調べは付いている! 二重スパイ、並びに国家転覆罪により拿捕させてもらうが、フレム卿の好意だ。治療は受けたまえ! 貴公らに拒否権はない!」


「ぐぬ……。痛っ! 致し方あるま……いったっ!」



 シオンが大声で牽制を仕掛け、男爵は渋々と従った。

 拷問に近い治療だが、男爵達に逃げ場がない以上従う他に手がないというのが実情だろう。

 そしてやはりと言うべきか、シオンことセリオスはクライズ男爵の素性や経緯を完全に把握してやがった。

 つまり中々尻尾を掴ませなかった男爵の出方を利用した挙げ句、俺を囮に使いやがったのだ。

 もっとも、俺の功績にしようと言う腹積もりなのは見え見えだがな。

 一石三鳥とは言え、おそらくこの金色騎士の登場は想定外なはず。


 これでいざとなれば、男爵達はバサシに乗って退避させられる。

 今もエトワールが俺の治療を続けてくれてはいるが、俺は防御も何も出来ないまま不可思議な攻撃を食らった。

 そう簡単に万全な状態には戻らないが、これ以上無様を晒してはいられない。



「という事だ。彼らはこちらで預からせてもらうぞ」


「そういう訳にはいかねぇんだよ……。俺も後がないからな……。是が非でも返して貰わなきゃならない物がある……」



 静かに語るシオンの声色には明らかに威圧するものがあった。

 金色の騎士は息が切れたように言動が辿々しいが、それでも退く気配は見せない。



「伺おうか。だがまず、素顔を晒して対話をするのが筋ではないかね?」



 どの口が言ってるのかとツッコミたくなるシオンは言うが早いか、グランフォウルを手に取って駆け出し、金色の騎士の懐に入り込んだ。

 そのまま全く反応出来ていない金色騎士の頭部を下から剣にて打ち払う。

 兜からは豪快な金属音が響き、金色の騎士は大きく態勢を崩したまま倒れ込むように後退する。



「いってぇ! いきなり頭かよ!? 思いっきり殺しに来てるじゃないか!」


「仕留める気なら首を落とす。その煩わしい兜を剥ぎ、顔を拝んでやろうかと思ってな」



 よろよろと立ち上がった金色の騎士が投げ掛ける当然の苦情。

 シオンは事も無げに恐ろしい台詞を吐きながら悪びれた要素もない。



「いけすかねぇ奴だな。誰が見せるかよ……。その剣……、セリオスから預かってるならかなりの腕利きだろうが……。こんな攻撃は見たことねぇだろ!」


「気を付けろセ……シオン! そいつ予備動作無しで見えない攻撃を仕掛けてくるぞ!」



 少々お怒りの様子を見せる金色の騎士が右手をゆっくりと上げる所作を見て、俺は即座に危険を知らせた。

 シオンは緩やかにその場より数歩横にずれ、シオンの横に軽く砂が舞う。



「はは、運が良いな……。いつまでもつか楽しみだ!」



 明らかな動揺を見せながら、金色の騎士は突き出した右手を振るったり握ったりと果敢に不可思議な攻撃を繰り返した。

 だが流れるように最小限の動きで範囲外に避けるシオンには当たらない。

 効果は発揮されているのだろうが、シオンが捉えられないので何も起こる事はなかった。


 傍目では右腕で宙を薙ぐ変な金色の騎士と、舞踏会で舞っているかのような仮面の騎士がいるだけだ。

 そして間隙を縫い、シオンが再び金色の騎士の懐に入る。

 今度は深く腰を落とし、先程よりも振りかぶった横薙ぎの一閃。

 これは金色の鎧腹部にぶち当たり、金色騎士の体は不格好に折れ曲がって大地を転がりうつ伏せに倒れた。



「弱いな。最低限、動きの型は行儀良く整ってはいる。しかし剣も無しに取る体捌きではない。仰々しい姿だが実践経験の少なさは隠し切れていない」


「あ、あれ? それって初見で見切れるもんなのか?」



 豪快に剣を振り切ったシオンはつまらなそうにそう分析した。

 俺はキンピカの動きより、不可思議な攻撃を簡単に見切ってしまったシオンに驚きを隠せない。



「見えずとも辺りの様子を見れば、形状と規模は予想できる。瞬間的に質量を伴う見えざる手なのだろう。理解に苦しむ魔術だが、種が割れれば捌くのは容易だ」



 シオンの言う通り、確かに辺りを見回すと攻撃の爪痕がそこかしこに見られる。

 不自然に抉られた地面。握り潰されたような人形等々……

 とは言っても戦場の情報から事前に対策を練るなど、俺には到底出来ない事なので素直に感服するしかなかった。

 これに対し、金色の騎士はどのように対応する気なのか。

 寝そべったままの騎士は異様な程不気味である。



「ぐ……、ぐが……ふ……う……。死ぬ……死ぬぅ……」



 ビクビクと痙攣して呻く金色の騎士。

 震える体を呼吸を整えながら起こし、なんとか起き上がったといった様子である。

 瀕死だった。間違いない。やっぱりこいつ凄く弱い。



「先の範囲攻撃も致命的に体力を消費すると見た。二度は出来まい? これで落ち着いて話も出来よう。我が国の王子と面識があるようだが、先の戦争に参加していた者かね?」


「え、あの……。……ゼラムル教団の生き残りから話を聞いてて……」



 話をするための牽制と宣うシオン。しかしこれは相手を押さえ付け、都合の良いように事を進めるやり方だ。

 金色の騎士も朦朧としているのか、タジタジで半ば素直に情報を洩らしている。

 いくら鎧が固かろうが、内部に響いたダメージは大きいのだろう。



「ふむ。なるほど、そういう事にしておこうか。飛び飛びだが話も聞こえていた。随分と魔導研究所の闇に詳しいではないか……。その情報提供者の事も、合わせて詳しく聞かせて頂こうか」


「はは……。生憎だが……俺を拷問したって情報なんか出てこねぇよ。聞きたきゃ……直接アイツに聞け」



 もはや勝敗は決した。シオンは事の真相究明に乗り出すも、金色の騎士は空笑いを吐いて応対する。

 そして金色騎士がおもむろに指差した上空を、黒く輝く閃光が照らした。


 光が晴れた頭上に現れたのは輝く翼を広げる黒衣の男。

 二十代半ばの色男風であるが、異質なのはその両手だ。

 左手は肩近くまで包帯が太く巻かれて明らかに使用不能。

 右手には体半分を覆うほど大きな漆黒の盾を所持していた。

 黒衣の男は金色の騎士の側に降り立ち、さして興味がなさそうに疑問を口にする。



「相手は女を除けば廃棄検体と人間だぞ? その鎧は魔導を弾く。何故手こずっている?」


「うるせぇな。俺も人間だよ。天使様こそ、結界破りは終わったのかよ」


「それは完了したが、同じ事をしていた面倒な魔神にしつこく追い回されてな……」



 漆黒の盾を持つ男と金色の騎士は軽く悪態を付き合い、盾男は面倒臭そうに俺達の背後に視線を配る。

 その視線の先を追うと、そこに黒く蠢く霧が集まり形を成した。

 黒いローブに白いドクロ。ようやくザガンの到着だ。

 普段は押さえている魔力を滾らせ、瘴気が地面を伝って周囲に撒き散らされている。



「ザガン! 頼むから少し押さえろ。今俺耐性無いから、凄くお腹空いてくるんだけど!」


「おお、すまんすまん。あやつの盾が面白くてな。我の魔術を尽く吸収するのだ。上限があるのか確かめて置きたくてな」



 俺は慣れているからまだ良いが、この腹減り瘴気が男爵達の元まで届くと可哀想なので瘴気を緩めて頂いた。

 ザガンは自身の術を無力化させる魔道具に夢中だったようだ。

 良く言えば敵勢力の足止め、悪く言えば遊んでいたと言う事になる。



「そこの魔性。大規模魔術の乱用などどういうつもりだ? この『魔喰いの盾』で防がなければ、この町は戦火に包まれていたぞ?」


「ザガンさん? 何やってたの? 町への被害とか考えなかったの?」


「ふむ。そういえば人間が居たな。余りに大人しいから忘れていたわ」



 静かながらも少し強い口調で嗜めるような盾男。

 それを聞いて俺は事実確認をしたが、どうやらザガンは本当に町中で強力な魔術を連発していたらしい。

 こいつ意外と人の迷惑考えないところあるよな。



「高い魔力反応にあの翼……。おそらく第五級天使兵器デュナミスかと……」


「天使兵器、ゼラムル教団の生き残り……。おそらくサーブビネガーが討ち洩らしたと言う天使か……。しかし、ガルドの連れていた者達とは明らかに気配が違う」



 いつも通りのとんでも展開なので深く考えなかったが、エトワールとシオンは真剣な表情で盾男を警戒しているようだ。

 エトワール達の話がどこか勘に触れたのか、盾男は舌打ちをしながらシオン達を睨み付ける。



「あれらは第四級天使兵器ドミニオンを動かす燃料として配備されていた。自我の目覚めもなく、起動したての人形共と俺を一緒にするな!」



 黒衣の盾男は異様な雰囲気を纏いながらこちらを威圧した。

 現状魔力ゼロの影響か、俺では相手の魔力を関知する事が出来ないが、結構な強敵であると推測は出来る。

 こちらもあちらも戦力が増え、いよいよ一触即発の気配。

 だがその張り詰めた緊迫感は、突然響いた優しげな声により解かれた。



「さて、顔合わせも済んだようですし、この辺りでお開きにしましょうか?」



 その言葉を発したのは誰ともない。俺達と金色の騎士達の中心に、『いつの間にか居た少年』のもの。

 やたら大きくだぼついた袖口が印象的で独特な黒紫の衣装。

 さらりと流れる薄紫の髪をしたにこやかな十四歳程の少年だ。



「何でお前まで来てんだよ! 俺らに任せたんじゃないのか?」


「血気盛んな貴方達だけでは何をするか分かりませんからね。目的は果たせましたので、ゆっくり観察させてもらっていましたよ」



 ふて腐れたように文句を言う金色の騎士に、あくまで温和な笑顔で対応する少年。

 穏やかな空気とは裏腹に、俺は背中から伝わる冷たい感触を覚えていた。



「おい、誰か……。気付いたか? あの小僧、いつからあそこに立っていた?」



 辛うじて放り出した言葉。今この瞬間まで、俺は気付かなかった。

 現れたのではなく、そこに居たのだと俺の本能が察していたのだ。

 戦々恐々としているのは誰もが同じようで、皆視線を少年に向けて固まっている。



「なんだ……あれは……」


「私と同等……。いいえ、それ以上です……」


「内包魔力の桁が違う。マズイな。未知数と言う点を加味すれば、今まで対峙した何者よりも危険と言えよう……。加えてあの盾と鎧も並みではない……。勝てる気がせんぞ……」



 短く戦慄を訴えるのはシオンとエトワール。

 そして相手の危険性は今までの比ではないと語るザガン。

 つまりそれは、少なくともエルフの里で戦った鋼の天使以上と言うことだ。

 今回こそ何事もないようにと願っていたのに……

 なんでこんな厄介な連中と出くわす事になるんだ……


 しかもこの構図がよろしくない。

 敵は輝く金色の騎士。翼持つイケメン天使。そして微笑みを絶やさぬ愛らしい少年。

 対してこちらは悪徳貴族を擁護する若輩貴族と怪しい仮面の騎士。

 そんでもって極悪な姿を見せ付ける魔神という有り様だ。

 誰がどう見ても、こっちが悪者なのである。

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