表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ

三人称での練習作なので、表現が変なところがあるかもしれません。

面白いと思ってもらえたら、嬉しいです。

 どこまでも広がって居る草原に、ぽつんと一台の戦車がいた。それは、草原で目立つ漆黒の戦車で、普通ではなかった。なぜなら、それには、人間の魂が宿っているからである。


(本当に、どいうことだ。起きたら、戦車になっているし、頭がどうにかなりそうだ。

そうだ、落ち着こう、冷静になろう。今、必要なのは情報だ。まず、起きたらここにいた。夜はいつもどおり晩御飯を食べて、母親に何か言って、それで。あれ、何で顔が思い出せないんだ。学校や友達のことは思い出せるのに、顔や名前が思い出せない。ちょっとまて、俺の名前はなんだけ、なんで分からないだ。)


 変な感覚になりながら、自分を見てみると戦車である、どう見ても戦車である。

自分の姿をずっと見ていると、ウィンドウが出てきた。そこには《戦車》と書かれていて、HP、MP、スキルもあった。


 《戦車》

  Name:???

  Lv1

  HP500/500

  MP10/10

《スキル》

  『能力確認』『視界飛翔』『弾生成』『弾貯蔵』『機銃掃射』        

  『個体把握』

(お~~、これて、やはり人外転生か。何で人間じゃないんだ、人間じゃなくても、普通はゴブリンのような人型だろが。)


自分の姿に落胆しながらも、スキルを一つずつみていく。


『能力確認』


 自分や別個体の能力を確認できる。

『視界飛翔』


 自分から一定範囲を見ることが出来る。


『弾生成』


MPを使って{榴弾}{徹甲弾}{成形炸薬弾}を、どれか一つ生成する。

また、それぞれMPを、1、2、3消費する


『弾貯蔵』


弾が50発貯蔵できる。


『機銃掃射』


 MP1を消費して指定した範囲に機銃掃射をする。


『生命体レーダー』


 自分から一定範囲の生命体を感知することができる。

また、魔物は赤、動物は緑、人間は青で表示される。


(攻撃に、MPを使うのか、それでも弾が貯蔵できるのはありがたい。)


『個体把握』や『視界飛翔』を使って、近くに魔物がいないか確認してみると、動物しか居なかった。そして、自分が草原の真ん中に居ることが判り、これからどうするか考えていた。


(これからどうするかな、人外だし成り上がっていくのが、ベストか。

よし、まずはこの体に慣れるのが、肝心だ。)


エンジンを起動させ、周囲を警戒しながら、ゆっくりと前進した。

これから何が起きるか、不安になりながらも、一台の戦車が進んでいく。


今日から一つの兵器の物語が始まる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ