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桜雨~You and I are similar~  作者: 恋華☆彡
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始まり~椎名沙彩篇~①

  (明日から、ここに通うんだ・・・。)

 私は、受付に向かう。

  「こらこら、遅刻かな?」

 受付の窓から顔を出す、初老の女。

  「違います。明日から通うことになる、椎名沙彩です。」

  「こんにちは、椎名さん。どうしたの?」

 割と、優しそうな人だ。

  「見学しに来たんですよ。」

  「えっ。なら、案内しましょか?」

  「いいですよ。自分で回りますから。」

  (自由に回りたいし・・・。)

  「なら、この札つけといてねぇ。」

  「はい。」

 外から見ていた学校はボロちい感じがしたが、割とレトロでいい感じだった。渡り廊下には、飾りがたくさん付いている。

  (生徒が作ってるのかな??)

 チャイムが鳴る。休み時間の始まりの合図。廊下の奥から走ってくる、男子。 

  「どいてー!!」

 追突。

  「いってぇ!どっけて、聞こえなかったのか?!」

  「すいませーーーん。」

 屋上に、逃げるように走った。悪いのはアイツだけど、避けなかった私も悪い。扉が開く音。

  「あの・・・。さっき、ぶつかった人ですよね。」

  「そうですけど・・・。」

  「これ、あなたのですよね?」

 背の低めのイケメンの手には、私のハンカチ。

  「ありがとうござます。」

  「あのさ、それって‘GIVE ME’だよね。」

  (よりによって、今日かよーーーーーーーー!!!!!)

  「今日は、ありがとうございました。今日は、急いでるんで・・・。」

  「好きなの、それ?」

 受付まで、勢いよく走る。

  (はぁ。今日、走ってばっかだなぁ・・・。)

  「あのぉ、今日はありがとうございました!!」

 受付の窓枠に、札を置く。

  「いいえ。それより、椎名さん。走らないでーー!」

  「すいませーーん!!」

  (すいません。でも、今最大の危機なんです!)

 後ろを振り返る。さっきの、男子はいない。

  「椎名さん。」

  「キャっ!」

 さっきの男子。

  「なんで、逃げるの?」

 口が開かない。

  「そんなに、あのこと知られたくない?」

  (そんなに、顔を近づけないでーーー!!)

 言えるわけない。

  「言わないなら、キスしちゃうよ。」

  (その顔で、言わないでほしい。萌えるーーー!)

  「顔、真っ赤だよ。」

 確かに、顔が熱い。男子は、クスっと笑う。

  「桐生隼人。よろしくな。」

  「えっ?!」

  「携帯だして。」

 ポケットから、携帯を取り出す。私と桐生という人の携帯を、ダブルで使う。

  「赤外線通信しといたから。メールしてな。」

 キョトンとしてしまった。ダブルなのに、操作が早い。

  「待ち受け、カワイイな。」

  (‘GIVE ME’の待ち受けだ!!)

  「私、急いでるんで。」

  「ちょっと、待って!」

 チャイムの音が聞こえる。桐生の足音も聞こえないので、戻ったのだろう。

  「あっ、家どっちだっけ?」

 十字路で停まった。来るときは学校が見えたから、道順で来たのだが・・・。あぁ、睡魔に襲われる。

  「眠い。」

 私は、その場で寝てしまった。住宅街のど真ん中。

  「あっ、いい物拾った。」

  (おばちゃんの声が聞こえる・・・。)


初めまして、恋華です。


読んでくださって、ありがとうございました。


一応、続きものなので飽きずに読んでください。

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