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禁止7

「ハンバーグを」

 慌ててつい言ってしまったけど、ハンバーグはいいんだ。

 なんかハンブルグ由来だからダメとかあるかと……。

 まぁ、仏教用語じゃないし、いいのか。

「ハンバーグ? 何だいそれは?」

「えっ」

 通じはしないのか。

「えーっと、故郷じゃそう呼ぶんです。丸めた肉焼くやつ」

「ああ、そうなのかい。要はカスケトーダね」

 全く聞いたことない名前だ……。

 たぶん、この世界でそういう町があるんだろう……。

 なお、味は全く同じだった。

 しいて言えば、胡椒がかかってなくて、少し獣の臭みがあるくらいだった。

 しかし何だな……魔物と戦ってすらいないのに、もう何度か死にかけた気がする……。

 と、急に外が騒がしくなった。

「まさか……!」

 外に飛び出していくシャケテラス。

 ちなみに代金は前払いだから問題ない。

 外に出て、真っ先に目に入ったのは、赤。

 赤。

 赤。

 町が炎に包まれていた。


「火事だ!」

 or

「火災だ!」 

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