表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/14

禁止13

「まぁ、成り行きさ。だから気にしなくていい」

「そんな……」

 と、おれの体が輝き始めた。

「ああっ」

「……どうやら、ネクストのワークでもあるらしい」

 体が、宙に浮かんでいく。

「勇者様は、また新しい旅を始めるのですね」

「ああ……サンキュー!!!」


 ここは、ありがとうって言いたかったなあ!!

 手を振るシャケテラスを眼下に、おれの体は光に包まれた――


「ご苦労様でした」

 光に眼が慣れてきたとき、前にいたのは、神務員だった。

 光の中で、笑っているように見える。

「死ぬほど大変だったぞ!!」

「やぁ、まぁ、それは勇者の宿命ということで」

「ライトにトークするなよ!」

「何か、ルー大柴みたいですね」

「ユーのせいだよ!!」

「で、世界おこし協力隊の次の派遣先なんですけど、カタカナ語が禁止の世界に決まりまして、つきましてはすぐに向かって頂ければと」

「ふざけんなあ!!」


「転生なんて金輪際未来永劫こりごりだ~!!!」


 完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ