シビルウォーをみた。米国最後の戦争
君はどの種類のアメリカ人だ?
アメリカに住んでいる人すべてが”アメリカ人”ではない。
白人兵士「私が認める”アメリカ人”は帰化した人々?中国系?メキシコ系?違う。」と言いながら手に持ったSMGの引き金を引いた。
大きな穴の中には”アメリカ人”以外の体が横たわっていた。
アメリカ最後の戦争
米国大統領がひと月以内に死ぬ
現状フロリダに反政府勢力、南北戦争のような様相を呈しているアメリカ合衆国
NYでは水を求めて暴動がおこり、自爆テロが各地で起こる治安は最悪。昨日の晩も政府の軍施設が爆破された。
サミー(デブ爺、リーの上司)、お前ら正気化?
サミー
ピッツバーグへ西向し、ウェストバージニアを経由すれば、ワシントンに向かえる。最短ルートだと道路が分断しているからたどり着けない。私はシャーロッツビルに向かうルートとして提案したがワシントンに向かうような自殺志願には私は一緒に行けない。
戦場カメラマンとして生きてきたリーの半生がフラッシュバックする。銃撃戦、レンガで殴られる撃ち抜かれる頭、爆発、灯油をかけられるタイヤでを首にかけられ、拘束火をつけられて燃える人
ジョエルがリーを説得する、ジェシーはいい子だし一緒に連れていきたい。サミーも了承している。リー君はもっと大人だった。
死地に、ジェシーを連れていくことをリーは反対するが、同僚と上司の意向により連れていく子tになる。このままNYにジェシーを置いていくと暴動に巻き込まれて死ぬ可能性が少なからずあることも。判断材料になっている。
報道をする者の矜持とは
ギーク役者が違う、リーは覚悟が決まっている。ジェシーには刺激が強すぎた。報道をするものとしても覚悟もなく憧れて、リーについてきた。そこがどんな地獄かもわからないのに。
リーは車を止めて、ジェシーを伴って
廃墟歩ショッピングモール誰もいない町、JCPenneyモールに
墜落した焼け落ちたヘリをジェシーに撮影させる。
リーが言う「私の父親はカメラマンだった。農場で働いて、仕事の合間に町の人々の写真を撮っていた。」
このカメラは父のカメラ、父はミズリーの農場で内戦なんてないかのように日常を過ごしている。
ジェシーに対しては怒っていないわミスのない判断なんてない自分を責めすぎても意味はない。
あなたの判断ミスで混乱して、あなたが撃たれても爆破されても私は怒らない。
私が死ぬとき、リーは写真を撮りますか。たぶんね
外で放置されたソファー、山の向こうでは迫撃砲が飛び交っている。
上司70歳太っちょと同僚40歳男
報道によってこの内戦を止めたかった。戦争が争いが暴動が内戦がどれだけ悲惨化を米国人に示し国民がそれを避ける選択をする手助けになりたかった。
でも私がしてきた報道は無意味だった。
同僚男、ジェシー
明日は戦場だ興奮する。不安と。ジェシー君は小寳保安全なところに居てほしい。明日を思えば眠れるわけがない。抗不安剤で
僕は今から寝るけれど、もし君が眠れなくてどうしようもなく不安になったら気にせず起こしてくれ。
戦死は眠れるときに眠る、明日はもっと
国軍と対峙するゲリラ(黒人、アジア系、南米系の人種6名)?と行動を共にする。
うめき声、鳴き声が聞こえる。占拠された施設を制圧した。捕虜は3名、負傷した一人を射殺。捕虜した三名をマシンガンで笑いながらなで斬りに。
興奮する、くそったれ、ファッキンシットfuckinshit
国連もしくはユニセフ、青い色の服を着たコミュニティに身を寄せる。
NYでは黄色を着ていると安全になるここでは青か?
走り回る子供たちスタジアムで村集落をつくっている。食事が提供される。
ジェシーとリー
どうやって報道写真家になったの?
知っていることを言ってみて。大学の時に虐殺の伝説的写真を撮った。そして、雑誌マグナムの写真家になった。
戦場で撮った写真を見るジェシー。リー「保存できるのは30枚に1枚ぐらいよ」
press報道の車
燃えるビル、逃げる人々いたるところで上がる煙
回るスプリンクラー、星条旗、平和な街並み、きれいな服を着て壊れていない町。どこからも火の手は上がっていない。店も残っている。どこも割れていない。犬を散歩させる老婆
ブティックに立ち寄る。どうしてここだけが平和なのだろうか。
同僚男
街の人はアメリカで内戦がおこっていることは知っている?
うん、知っているわ。ニュースでやっているもの。
かかわらないようにしている。それが最善だと思うから。
試着をするリー。濃い緑色のドレスを選んだ。ジェシー、その姿をとらせて、
サミー
不思議だ、俺には、覚えているすべてのようだ。
屋根の上には銃で武装した。男が二人。
平穏は苦手だ、俺たちはすぐに飽きる。
サミー
国の指導者はくだらない連中ばかりだ。会えば失望する。
安全な軍の駐屯地に到着する。こと切れる上司、たくさん並ぶ棺その中に収められる上司
叫び声をあげる同僚、ジェシーはうつろな目で車内から外を眺める。
星が二つしかない星条旗が揺れる。
同僚が言う、僕たちはスクープを逃し、政府軍は降伏した。僕たちの行動は何も意味はなかった。サミーの死は何も意味はない。どうして、サミーは死ななければならなかった。君がワシントンになんていこうと言わなければサミーは・・・
湖畔に浮かぶボートでジェシーとリー
ねえ、サミーってあなたにとってどんな人だったの?私にとってサミーはそばにいてくれる人
サミーは最悪に思えるけれど彼にとってより悲惨な終幕もあったでも彼はやめなかった。
命の躍動を感じた。
WFのヘリコプターが拠点におりてくる。
大量のヘリコプター大隊規模
二つ星の星条旗部隊は拠点を変更するらしい。
置いていかれる、ジェシー、リー、ジョエル
車のサミーの血をふき取るリー
部隊(二つ星)はワシントンへ向かう。
パルテノン神殿(リンカーン記念堂)に立てこもった部隊と戦う。二つ星と呼称はリンカーン記念堂を爆破し部隊の処理を試みる。
町中の十字路でホバリングする軍用ヘリ
レーザービームのようなガトリングをぶっぱなし、ミサイルを打って。歩兵が追従して、制圧していく。
何を囲んでいるのだろうか。どこに敵がいるのか。
迫撃砲をホワイトハウスに打ち込んでいる?
高い塀で囲まれたホワイトハウス。
戦車を盾にホワイトハウス前の櫓(砲塔)を制圧しようと試みる。
遮蔽に隠れた歩兵を掃討する。
戦車にの主砲により砲塔撃破歩兵により制圧、爆破
戦車前進
ペンシルベニア通
大統領を殺す。大統領を殺す。立てこもった大統領を殺す。ホワイトハウスから逃げ出す大統領。ホワイトハウスから走り出す車
専用車に乗った大統領?専用車が装甲車の突撃によって止められる。
何か言うことはないか?
大統領dont kill me
yeah can do
心臓を撃ち抜かれる大統領と、その瞬間を撮影するジェシー。
大統領を殺した兵士たち五人が笑顔で死体と映る写真
A24
感想を何か書かなければいけない。
分断が顕在化している現代において、それはもう取り返しのつかないところまで来ているのだろうか。
第三次世界大戦の前夜なのか、
最悪のシナリオを回避するために今できることは何か。
人類の終焉は地球の生物の終わりを意味しない。これまで積み上げてきた5千年の人が人間でいられた時代が終わる。
交わって子供を作って文化の人種も一つになることがゴールか?多様性を認め合える世界がゴールか?多様性を認められない人々が物理的にも思想的にも交われない世界になることがゴールだろうか。
人類の教育レベル、どれだけ識字率があげられるか。どれだけ・・・義務教育を受けられる人を増やせるか、どれだけ大学を卒業できる人を増やせるか。教育、知識によってのみ人は人間になれる。ホモサピエンス前史にも書いてあった。