6話 エルフ達
モチベがさがってくぅ
「ここかな?」
リアムは助けた人達がいるという丘の上の家にやってきた。そこは家と言うにはとても大きく窓には鉄格子そして石造りなため堅牢な雰囲気が漂っている
「家と言うより砦だね」
リアムは大きめなドアをノックする
「すいませーん、誰かいますか?」
少し間を開けて「はーい」という声が聞こえた
カツカツと階段を降りてくる声が微かに聞こえる
「何か用ですか?」
扉をが開くととそこにはメイド服を来ている女性が現れた
「ここに数日前に来たエルフの人達の様子を見に来たんですけど…」
「あぁ彼らならそこの部屋にいますよ」
指を指したその先から人の喋り声がかすかに聞こえた
「ありがとうございます」
喋り声が聞こえる方に歩き始める
(にしても広いなぁ)
壁に飾られている絵画や壁に設置されている燭台
一つ一つがここの主の権力を表しているようだった。
「お金持ちなんだろうなぁ」
そんなことを考えているうちに目的の部屋へとたどり着いた
「失礼します」
一声かけてから部屋に入る
「お!元気なったのか!! 」
「心配したぞ!」
入った途端にエルフの方々がリアムを囲む
「あの時は助けてくれてありがとう。君がいなかったら私たちはどうなっていたか」
「こちらこそ 助けてくれてありがとうございます」
「お互い無事で良かったな!」
互いに無事を祝う言葉が飛び交う
「川からあなたが流れてきた時はびっくりしましたよ」
「味方に追われてしまいまして…」
「助けているところを見つかったのか?」
「はい、大変でした」
リアムは追われていた時のことを詳細に話した
「そうか…それは災難だったな」
「覚悟していましたけど、いざこうなると困りますね」
「これからどうするんだい?」
「とりあえずこの村にしばらく居ようと思います。そういうあなた達はどうするのですか?」
「俺たちはこの村で暮らすつもりだ」
「では、しばらく一緒ですね」
「これからよろしくな!!」
「はい、よろしくお願いします」
リアムとエルフ達は互いに笑あった
この瞬間国を越えた友情が生まれたのであった
エルフ達に挨拶した後リアムは1度クシェルと今後のことについて話し会おうと思い1度戻ることにした
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