あなたの書いている作品の傾向で、自分の性格がわかる?
作品の傾向から性格に迫っていますが、ジャンルではありません。
例えば異世界ものを書いてる人は何?ではなく、異世界の中でも日常系に属するのか、シリアスなストーリーがあるのか、冒険譚的に書いているのか、という作風で考えてもらえればと思います。
小説家になろうをご利用の皆さんこんにちは。
読み専の方もいらっしゃるかもしれませんが、作品を書いている方のほうがこのタイトルで飛んできてくれる確率が高いのかな。
みなさん書いてますよね、自作小説。
心理学の世界では絵を書いてもらって、その時の心理状況を分析するという試みがあるというのは聞いたことがあるという人が多いのではないでしょうか。
やっぱり自分の描く作品というのは、自分の心が現れるようなんですよね。
そこで皆さん、自分の書いている作品の傾向を振り返ってもらって、あなたの性格が当たっているか、という暇つぶしをしてみませんか?
かなりざっくりとした内容ではあるんですけどね。
さてさて1つ目、冒険譚や熱血の展開を好んで書いている方。何かに打ち込んでいるキャラクターを楽しく書いている方。ワードは暫定的・臨機応変・創発・具象・現実・実践・伝統。
あなたは自分の経験を信頼しているタイプではないでしょうか。
何かを見る時、実際に経験して具体的な事実を求めます。例えば誰かに何かを教える時、しっかりと具体例を据えるタイプです。現実的で常識を大事にして、不確かな方法よりもより確実な方法を取りたいと思っているかと思いきや、実は融通も効かせられる臨機応変な方。周りから規則正しい人だと思われています。
それから新しい情報に対して柔軟です。常に情報を求めていて、何かに打ち込んでいる最中でも必要な事を見つけると嬉しくなり、予期しないことにも楽しく打ち込める気質を持っています。
ただ、やる気が無くなったときには落ち着きがなくなったり、気が散りやすくなりませんか?書くのも億劫になったりして、気分屋な一面もあるのではないでしょうか。規則正しいと思われているけど、何かをするという計画や時間を決めるのはざっくりの方が気が楽で、ちょっとくらい相手や自分が遅れてもご愛嬌で済ませてしまうタイプ。
やや誤字脱字を見逃しやすいのではないでしょうか。
作風も、好きな作家に寄せたかな、と思うことがあったりして。
続きまして2つ目、日常系だったり、のんびりした流れがあって、コメディを散りばめたり、とにかく幸せ展開、ほのぼのハッピーが大好きですという方。ワードは具象・現実・伝統・体験・システム・計画・秩序。
そんなあなたは、かなりしっかり者ではありませんか?
道徳的で、常識を持っていて、周りから頼られる事もあるのではないでしょうか。それはきっと、自分が正しいと思っていることに従って行動できるという性格の下地に、現実的な思考があるからです。
そして第六感よりも、自分が確かに感じられる五感を持って実践的に物事を感じます。
また、予期しないことが起こるよりは予め決まっていて、予定があったほうが安心するのではないでしょうか。
気分で何かを決めることもあまりなくて、なんでも計画的にこなすタイプではありませんか?例えば旅行に行く際にはどこにいくかの計画をある程度は立てておいたり、するべきことを決めておくほうが好き。
時間を決めるのも、「じゃあ昼過ぎにあそこで!(ラインとかで様子見しつつ集合)」と言われるよりも「1時にここね!(ラインとかしなくてもその時間に絶対そこにいる)」の方が安心します。
このタイプは過度にストレスを溜めるとご都合主義になります。視野が狭くなって、我慢しなきゃいけないと思い込んだり、自分がどういう状況なのか認識できなくなったりしてしまいませんか?
作風も曖昧な表現を残すよりは、きっちり結論を出すタイプではないでしょうか。
更に続いて3つ目、多分なろうには私の体感でそこそこ多いんじゃないかなというタイプです。自作に一貫したテーマをしっかりと込めていて、シリアスな展開だったり、サスペンス調をウリにした作品を書く方。こちらのワードはシステム・計画・秩序・抽象・オリジナル・想像・理論。
そんな方は、かなり努力家ではないでしょうか。
見通し持っていて、根気強く物事に取り組むことが出来、必要なことは徹底的に勉強します。そしてその内容を豊富なアイデアとひらめきで直感的に表現します。でもそれが自分独自の手法すぎて、他人に理解されなかったりする事もあるのではないでしょうか。
このタイプは想像力がとても豊かで、現実的に何かをこなす人よりも不確かな可能性を信じて何かを作ろうとしている人に惹かれます。
上記した1つ目、2つ目の性格の方は物事の具体例を必要とする方ですが、こちらの性格は理論であったりイメージで相手に伝える傾向があります。想像力を重視して話してしまうため、相手がざっくりとしか受け取れない、という事もあるかも。
そして仕事に関してはきっちりこなすタイプ。
予め考えておいた展開をそのまま出力できると安心で、書いているうちに整合性が無くなってきたりなど、やむを得ずストーリーラインを変更することになるとがっくり来ませんか?
自分の作品が相手に伝わらなかったりでストレスがたまると「どうして理解できないかなぁ」なんて思うのではないでしょうか。根気強くて熱心に勉強できる性格が、転じて悪い方に頑固さを発揮したり、日常面でのストレスを感じた時には神経質になってイライラしやすくなったり、相手がいると喧嘩腰に喋ってしまったりする一面もあるかもしれません。
こちらの方もしっかりと完結という完結を書こうとする方が多いと思いますが、豊かな想像力で相手に理解されない可能性を考えたりして、どうしたものかと悶々と考えたりしてしまうのではないでしょうか。
続いて最後に4つ目、カオスな世界観を持った作品を書く方。これは少し幅が広いのですが、世界観がごった煮だったり、多彩な展開を持っていたり、読者に理解を求めずに突っ走ってしまう不条理な世界を書いている方。こちらのワードは抽象・概念・理論・オリジナル・カジュアル・暫定的・創発・臨機応変。
あなたは常識知らずの挑戦者ではないでしょうか。
もうとりあえず壊してみようという、ボタンがあったら押してみたくなるタイプです。独創的で想像力に富んでおり、色々な表現方法を試し見たりします。それが相手に理解されるかはそこまで重視せず、自分がその時やりたいことをやる、という方ではないでしょうか。
放任主義で、物語の結末も「考察の余地あり」というタイプを好みます。こちらも上記と同じくひらめき先行タイプなので、独創的で相手からの理解を得にくいことが多いのではないでしょうか。既存のやり方はどうでも良くて、勉強するよりも自分の内面の直接的な出力を重視します。
やる気が無くなってしまうと集中力が続かず、目先の楽しいことに移りがちになります。今楽しいことを優先する、というタイプなので、やろうと思っていたことがどんどん後回しになってしまったりします。
また、1つ目のタイプと同様ですが、物事を全体的に見ていくため、細かい部分に目が届かず、誤字脱字がそこそこあります。そして締切が近くなった際のパワーの出し方がすごいです。逆に言えば、ギリギリにならないとやる気が出ないタイプです。
と、だいぶざっくりになってしまいましたね。あくまで傾向なので、絶対では無いことはご留意ください。
たった4種類しかあげていないのですが、ワードが被った性格はその部分がそのまんま被ってます。自分の作風のワードが全く入っていない性格は一つだけのはずですので、逆に言えばそれ以外の作風は全て挑戦して見る価値ありかもしれませんし、実際にもう書いていたりするのかも。
自分が一番ノリノリで書ける作風のワードを参照して、それが一つも入っていない性格を見ると、自分と違う人間の感性だなと思うんじゃないかな。
私は作風も性格も4つ目なので、2つ目のように頼られたりすることはほとんどなかったり、時間も適当です。
性格的に、多分誤字が残ってたりするんだろうな、と思いつつ締めさせていただきます。