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始まりにして最強のチートプレイヤー  作者: 石川 萩秋
チート最強
7/30

未知の世界

「……っ、よく寝た」

「快君、やっと起きたね~。心配しなかったこともないんだよぅ」

「少しぐらい、心配してくれても良かったんじゃないか? なぁ、俺はあの要塞を倒したんだよな? ──で、そのあと意識がなくなって」

「そうだよおぅ。意識落としたから心配したんだよ。でも、心配要らなかったみたいなんだけどね」

「それはどういうことだ。目を覚ましたばっかで何も処理ができてないんだが」

「あ、ごめんね。まず、快君は要塞倒した。その記憶は無くしてないよね~?」

「いちいちうざいぞ」

「ぐぅ……。さすがにストレートに言われると傷ついちゅうよ~。まあ、快君の事だから我慢してあげる。特別だよ? 続きはね……それで、心配してここに運んできたんだよ? 優しいでしょ。ちなみにここはこの世界の王宮だよ」

(改行は不要かと)

「っえ。王宮に俺がいるのか。お……? これこそ俺の望んでいた世界観だぞ」

「はぁ~。もしかしてこの世界に来て、かわいい女の子にちやほやされようとしてるでしょ……。もう、ミーシャちゃん知らないんだからねっ! プンだからね!」

こいつ。余計なところで、勘がよいよな……気づくの遅えぞ、俺。ミーシャには読心術があるじゃないか! 俺は馬鹿なのか? ……で、その後どうなったか? それは、このまま聞いていても日が暮れる気しかしないから医療室に行って自分で聞いた。

*後から自分でも気が付きましたが、自分がどこにいてなぜ医務室に場所を分かったかわ分かりません。


「君がここに連れてこられた時は驚いたよ。あんなに凄い戦いをしたのに服以外は無傷だなんて……。 あの技、技量、まさかと思って君のスキルを調べさせてもらったよ。それについては謝っとくよ。それよりそのスキル、自分で確認するかね?」

「いえ。そう言われればまだ自分でも確認していないのですよ。教えていただけると」

「そうかね。じゃ、言わせてもらうよ。君のスキルには驚いたよ。この国には『神技』がいくつも存在する。しかも君にはその上位種がいくつかあった。今回君が助かったのは……。〈不死身〉〈自動回復〉が含まれていたのだ。君ならもう何を意味しているのか分かるだろう……」

俺は、まさかのスキルに声を出せなかった。俺が知る限り、こいゆうスキルはダンジョンクリア後、試練クリア後だと思っていたからだ。それが今、何もしていない俺がそれを所持しているのだ。本当に俺は、ゲーム始まりにして最強のチートプレイヤーなのか?

「君、理解できたかね?」

「はい。でも本当にこんなことあり得るのでしょうか。事実存在しているわけなのであるわけですが」

「そりゃそうだろな。初めてプレーしたら『英雄』だなんてね。それにその能力というわけか……。だが真実なのであろう。私から言ってあげられることがあるとすれば、この王宮にはモルドバという男がいる。あったらその人に声をかけてみるといい。それと……、や何でもない」

本当に俺は「チーター」なのか…………。

「最後におひとつ宜しいでしょうか?」

「なんだい? 快斗君。私が答えられるものならばだが……」

答えてもらえるか、そもそも存在するのか。俺には分からない。「チーター」とゆう存在と「強い」とゆうものに。

「そんなことに悩むものが出てきたのだな……。」

ゆうとすれば「強い」それは勝手に付くものではない。自分の意思によって、自分の努力によってつくものである。だから、持つにして持ったものは「偽り」でしかない。だがしかし。それを日々の練習に努力を積み重ね、新たに習得し鍛ええていくことで、何もかも力は与えられる。すべては自分自身に……。私あそう思う。と言っていた。

「そうですか。そのお言葉有り難く頂戴いたします。失礼します」

俺は、礼儀正しく部屋を後にした。もし、礼儀に対する刑罰があったとき「前科者」にはなりたくないからな。


*ゲームスタートからまだ1日程度ですねぇ、俺は。


それと俺自身も見たことのなかったスキル(魔法)はこんなのである。

  ・ブルームブラム  (神技 殲滅魔法)

・自動回復・再生  (神技 常時発動 応用可能)

・セイバー     (神技 防御魔法)

・不死身      (神技 常時発動)

・ポーカー     (隠ぺい魔法 常時発動)

・プロモート    (補助魔法    上級 応用可能)

・読心術 読唇術  (盗賊魔法    上級)

・スラッカー    (剣技魔法    上級)

・未来予測     (占い魔法    上級)

・予言       (占い魔法    中級)

・未来予知     (占い魔法    中級)

  ・スナイパー    (狙撃魔法    中級)   

・迷彩       (盗賊魔法 応用可能)

・逃走       (盗賊魔法 応用可能)

・潜伏       (盗賊魔法 応用可能)

・レーダー     (探索魔法 応用可能)

・遠視       (探索魔法 応用可能

・鑑定       (鑑識魔法)

  ・イン パーフェクト(神・魔族魔法      自動制御)


ん……???『イン パーフェクト (神・魔族魔法)』俺の見間違い? 目を擦る。だが何も変わらない。それは当たり前、現実なのだから。どんな技何だろうか。そして俺はどこにいるのか……。俺は、誰かいないか探し始めた。


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