第0章 番外編 『時は刻む 孤独のように刻々と』
人間は突然悩むものだ。意味もなく。
だが、悩むことには意味がある。
何のために脳はついている?
答えは人それぞれだろう。
だが、しかし。
人間は今の生活を続けてはいられない。
新しいことをしたくなる。
たとえその悩みに答えが無くとも深いものである。
人間は自分で自分を超えなければな。
実は誰も知らない話……より
今日は明日に備えてベットに入っている。初めての試練。今から緊張しないわけでもない。
答えのない疑問に限って奥が深い。
地球。それは広大な宇宙の中の恒星でなく衛星でもなく、膨大な中の太陽系の中の地球型惑星の中の「惑星」である。しかも、人類と呼ばれるものが存在する。今のところ「人類」の科学力では第2の地球に近いものは存在しても、微生物以外の生物反応がない。
なぜ、俺達は存在する。誰が創った? 運命か、それとも神か。どちらにしろ、宇宙の財産の一部には違いない。人間を分析すると原子からできている。原子でできたものを食い生きている。宇宙も多大な原子からできている。
なぜ、私たちを作る? 今の現状を知っていても同じ事が起きるのか……。人間は地球温暖化を進め自分たちで自分の居場所を少なくする。だから、戦争も起きる。人はまた1人2人と死んでいく。ほら、この瞬間も減った、出生率より、死亡率が上回っている。端末のトップニュースに現実の人口がタイミングよく表示さえる。ほんとに答えが見つかるらちが明かない。起源を考えようとすれば……そもそも、なぜ宇宙自体が存在する? ないもない空間にとある時、急に物質が出来、長い間をかけて「宇宙」が出来た?
本当に人間は必要なのか? 必要だからいるのか? 生きているから今感情を持っている。だが……生きていていいことあるか? (もちろんあるけれど)子供の内は社会に出て生活するための知識を身に着けなければならない。授業では祖先の行ってきたことを学び、将来必要か分からないことまで学ばされる。
人間の価値って何だ?
考えたら止まらなくなる。眠れそうになくなる。
これが運命なのか? 合うるべく道筋をたどっていく……。
これに答えはないのか? ないから奥が深いのだが。人間とは不思議な生き物だ。一人一人与えられる時間は平等だ。違うのは使い方だけ。俺たちの意思に関係なく「時は刻む」。それも「孤独のように刻々と」だ。もしこの答えがあるならば……俺は「孤独のように刻々と」刻まれる『時』がそのもの運命なのかもな――――と…………。