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始まりにして最強のチートプレイヤー  作者: 石川 萩秋
チート最強
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第1章 異世界(ゲームの世界)

プロローグ


世界を変えることはできないのか……。できたら凄いけど。

ゲームでも楽しむか。

目の前には今流行りのゲーム機がある。俺だって時代について行けられるんだ~~‼️

俺は機会に触れる。

「パスワード承認完了。端末情報・指紋・網膜・生体認識認証。プレイヤー番号600000000。ようこそ〈RDF〉へ。一之瀬 快斗様。新規登録いたします。ごゆっくりお過ごしください」


アナウンスとともに登録確認画面が出た。『はい』を押すと同時に俺は画面の中に入っていき、映像が流れ始めた。


「〈RDF〉日本のゲーム会社ファントムと総合技術会社ウィルソンが共同開発した「二次元・三次元 往来ゲーム」である。


詳細 ・年齢制限なし ・アイテムの持ち込み禁止 ・一部アイテムの持ち出し可能 ・現実一分=異世界一日 ・一円=一ポイント  ・ゲーム内のお金の持ち出し可能(二ポイント=一円) ・ゲーム内での死亡あり(現実・ゲーム内のデータ全てが削除され、無かった存在となる。但し、ゲーム内で百万ポイント払い『事前奴隷契約』をゲーム内のプレイヤーと契約することができる。)   等」


普通に安全にゲームを楽しむこともできる。だが、世界の人々が命の危険をおかしてまでこの世界でゲームをする理由。現実では味わう事の出来ない「自由と楽しさ」がある。そして猛一つこれを目的にする人も多い、ゲーム内お金・宝石など一部のものを消費し、その半分の価値を現実へ「運び,使える」からだ。この欲に負け、既に1000万人もの奴隷が存在する。奴隷になって、ありえない額を支払うために寝ず働き、中には、辛く自殺しようとする人まで。だが、奴隷の自殺は不可能なんだって~ 


最後だけ話し言葉になっていたような。登録早々嫌な予感100%なんだが。気のせいだよな。つか,気のせいでありますように。


第1章 通常プレーでチート能力解放


何故、人は遊ぶ?

好きだから?  楽しいから?

そんなのは答えになっていない。

「本を読む、ゲームする、布団にもぐる

キャバクラに行く、ドライブスルーに行く」

そうやって意識せず現実逃避をしているのだ。

だから楽しいのだ。

楽しいからと言うのは現実逃避をするための理由なのだ。

根拠はどこかって?

目の前にあるじゃないか。

今、本を読んで、テレビ見てるとき現実の事を考えているか?


実は出れも知らない話…… より



 武器屋・美容院・病院・服屋など様々なお店が並ぶ通りをおおくの人が行きかっている。


「ゲームの世界だ。……遂にこの世界に来たぞ。この世界なら何でもありなのか。冒険にカジノに女の子とイチャイチャとかやりたい放題なのか?」


 俺は目の前に広がる光景に、興奮し無意識のうちに声を出している。ゲームの世界なので、現代よりさらに進化している。空にも陸にも乗り物が飛んでいて、空中に画面まで映し出されている。知っていても技術革新を目の前にすると、驚くものである。

もちろん現代でこの世界の攻略情報があるので、ある程度は読んでおいた。その内容が合っているとすれば、最初はギルドに転送されるはずだ。なのにここは町中。立ち止まっていても時間の無駄。俺が子供のころから気安く喋れる年代のおばちゃんに聞く。つか、俺のシャイニングハートは一向に治らないんだなと思うと気が沈む。小学校低学年の時には既に話しやすいのはおばちゃんしかいなかった。

「すみませーん、ギルドを探しているのですが……」

*探してないだろと突っ込まないでください!

「この町のギルドを知らないなんて、どこから旅してきたのさ」

「今始めてきたばっかなんですけど」

「あら、そうなの……って。今、来たばっかって言ったのかしら?不思議なことも起きるものなのだねぇ。ギルドに早くいくといいよ。それじゃ、気いつけてな」

「えーっと。その……ギルドの場所をお聞きしたのですけど」

「そうだったかいな。それならこの通りの突当りさ」

お礼を言って歩き出した。最近は、おばさんまで進化してきたのかよ。なぜか周りから注目を浴びているような気がするが、そんなことを気にせず教えてもらった道を歩いてく。しばらく歩くと、先にお洒落な建物にお洒落な文字で「ギルド」と書いてある建物が見えた。

 

「いらっしゃいませー。稼ぐなら真ん中のカウンター、待ち合わせなら奥のカウンター、案内なら手前のカウンターへどうぞ」

これぞ理想のギルドだぞ。イケメンで長身のお兄さんと、超絶美少女でスタイル抜群のお姉さんが笑顔で迎えてくれる。

ギルドは外見だけじゃなく内装も洒落ている。

手前にカウンターに並び、俺の番がくる。当然のことだが……。思はずにはいられない。

受付の人がお姉さん的な人で、美人ってこんな感じなのかと思う。

「はい、どのようなご用件でしょうか?」

「すみません、異次元の最初の転送先ってこのギルドに転送されるんですよね?」

「はいそうですね。あちらのゲートから転送されてきますよ」

確かにいくつかのゲートがあった。今も次々と人が入ってきている。

 案内の人にどうしても顔を近づけてほしいという頼みを聞いてもらった。周りからすごい視線を感じるがここは無視だ。

「実は数分前この世界に初めて登録して来ました。自分でもびっくりしたんですけど町中に転送されて……」

「……え? 今来て、しかもそれが街中に?」(街なのか町なのか、統一した方が良いかもしれませんが、もし意図的に使っているのでしたらすみません)

受付のお姉さんも前例がないのか、驚いている。

「上のものを呼んでくるので少し場所を移させていただきます」

そういわれ、ギルドの奥と思われる場所に連れてかれ、少し待っている。(そういわれ、連れてかれ、と、〝れ〟が続いていて不自然なのと、〝待つ〟にしても〝どういう心情で〟を付け足すと、更に緊張感が増すかもしれません)

現れたのは、俺より背がとても低く145cmぐらいだろう。顔には立派な白髭、丸刈りだけど少しの白髪。(読者の年齢層を考えると、鬚よりも髭の方が読みやすいかと思います)

「初めまして、少年よ。私は、シルバー・リンズ。統括責任者だ。大体の話は受付の彼女から聞いた。君も用事があってここに来たのだろう」

「その通りです。この世界で生きていくために端末情報のリンクを行いたいんですけど」

「そういう事かね。前例がないからどうしたらよいか分からないが、とりあえず、発行できるよう受付けのほうに話を通しておくよ」

俺は頭を深く下げ、ギルド内に戻った。この世界はだれもが主人公なのだろう? それとも誰かゲーム内のチーターや創設者が主人公系なのか。だが、ゲームプレイヤーは全て主人公のはずではないのか?

カウンターに行って、手続きを始めた。縦横1cm、長さ10cmのスティック状の物が出される。

「では、こちらに触れて下さい」

それに触れると画面が出現し、登録データと連動し始めた。

「それでは、こちらに情報がすべて連動され入力が完成いたしました。こちらに……」

目の前のお姉さんが突如固まった。まるで、博物館にある再現されている人形のように。鼻息……いや、心臓の音すら聞こえない。

*心臓の音聞こえたらこえーよ。耳良すぎだろ。それか、逝っちゃてるかの2択に1つの内のどれかだな。

時が止まった? そんな訳はない。

「どうしました? おーい。すみませーん、ギルドのおねーさーん」

「はっ! はあああФΓΔΛ¶! なんですか、このレベルといい能力は! スタート時にこの能力量の高さはまさしくチーターですよね! イレギュラーレベル」

 俺の能力を見たお姉さんが、町に聞こえるんでないかという声量で、大声をあげていた。俺自身もお姉さんの声に驚き、勿論ギルド内の人は何事かとざわめいている。

*こんな状況でつっこめないが、途中噛んでますよ。俺こそよく突っ込む暇あるな。

「俺に見せずに驚かれても困るんですけど。とにかくすごいんですか?」

「あっ、すみません。取り乱しました。あまりにもすごく、はじめてに事だったので」

「はぁ」

俺はため息をつきながら自分のレベルなどの情報を見る。もちろん俺だって異世界(ゲーム内)にいろいろ遊びに来ただけだ。

「えっ………」

あまりにもびっくりして自分でも驚嘆を出してしまった。


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