表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

どうしてだろう。(仮題)

作者: 緋露。

・・・一体、なぜこんなことになってしまったのだろう。


俺は、暗く、何も見えない部屋の中、ぼんやりする頭でそんなことを考えていた。


事の発端は中学校の時のある出来事。

俺は自分で言うのもなんだが、昔からある程度モテる方だと思う。

中学校の時も、何度も告られて、友達からも「お前ばっかずりーよ。あーあ。誰か俺に告ってくれねーかなー。」と言われていた。

だか、普通、俺に告ってくる奴は女だった。だが、中学最後の日。俺に告ってきたのは「男」だった。

別に、ゲイを否定するわけではなかったが、俺はそっちに趣味のあるやつではなかったし、相手の男もあまり話したことのないやつだったから「悪い。俺、好きな人がいるから付き合えない。」といつもの振り方をした。だが、好きな奴などいない。これは、俺が誰かを振るときのセリフだった。

普通の女は泣きそうな顔で「そっか。」と言って走り去っていくが、その男は違った。まぁ、女でもないし、泣きそうな顔をされても困るが。。。

だが、男だということを抜いてもそいつは何か変だった。

何を言われたかわからないというような顔で「何言ってんの?君は俺のこと好きなんでしょ?なんで振る必要があるの?」とさも、俺がそいつを好きだと言っただろ。というような声で言った。

俺は、この勘違い野郎は何を言ってやがると思い、少し、苛立った声で「そっちが何言っての?俺はお前のこと好きじゃないし、お前と話したことほぼないと思うんだけど、勘違いしないでくれる?」と言った。そして、「じゃ、俺はこれで。」と言って、その場を去った。そいつがぼそりと「逃がさないよ。ずっと待ってたんだから。」と口に薄ら笑いを浮かべながら言ったのは、俺の耳には届かなかった。。。


そんなことを覚えていたのは初めて男から告白されたからだろう。とぼんやり考えていた。

あー。なんか、苦手な感じの作品を書こうとしている緋露。です。


ピンチだなー。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ