崩壊
「こんな・・・事を、俺・・・が・・・?」
目の前に広がる廃墟と化した東京。そびえたっていたビルは焼け崩れ、路上には数えきれないほどの倒れた人々。
そんな光景の中、俺、日向 祐希は1人、立っていた。
何が起きたのかは覚えてない。ただ、1つだけ覚えていることがある。
周りの人が俺を見ている。その目に浮かんでいるのは恐怖。
『アイツだ・・・。アイツがこんなことに・・・!』
『なんなの・・・? ヤダ・・・、こっち見てる・・・』
『やばい、殺されるぞ・・・。逃げないと・・・!』
そんな言葉が聞こえる。
「くっ・・・」
周りの視線に耐えきれなくなった俺は、焼け崩れるのを免れた無人のビルに入っていった。
ここなら誰にもあんな目で見られずにすむ。
「俺は・・・。クソっ・・・!」
ビルの中は、電気が来ていないらしく、真っ暗だった。その暗闇が、俺の気分をさらに沈ませた。
「俺は・・・、孤独だ・・・」
唯一覚えていること、それは―――――――――――――――――――――
東京を…、いや、世界を廃墟にしたのは…、俺だったという1つの事実だった。
夜燥・・・はい!またまた新作です。これで5本同時執筆ですww で、コラボ2回目ww 今回は、ツイッターでフォロワーの紫音。さんとコラボさせてもらいました!まぁ、頑張りますw
紫音。・・・コラボとか初めてなんで緊張します…!(^q^)微力ですがお手伝いの紫音。ですっ 主人公、このあとどうなるの…!はぁぁぁ…///って感じで、私も一読者のように楽しみです。