暴走
一週間後*******************************
あれからいろいろ検査された。血を抜かれたり髪の毛も抜かれた。麻酔で寝かされたりしたから何されたか分からない事もあるけど分かった事がある。
(そう、俺には物質をあらゆる物質に変化できる超能力を持っている!........らしい。麻酔で眠らされて起きかけた時にこっそり聞いたのだ!だから別に超能力を使った事無いから使いかたは分からん!でもなぜか自分が今触れている物質がどういう構造をしているか何となく分かるんだよな。なんでだろう。
でも、まず。どうやって俺の超能力を特定したんだろう?)
鈴木「う、うぅ.........ぐがぁぎぃぎぃ.....」
(なんか左の部屋から聞こえるな?)
鈴木「がああああああああああああああ」カラン、カラン
新心「なんだ!」(鉄の棒が転がるような音がするな.......)
なぜか鈴木さんが新心の部屋の前に立った。
鈴木「す、すみまぜんんん。なんが苦しぐでぇ」よだれや体中から血を垂らしながら言っている。よく見たら周りに黒い円が宙に浮いている。
新心「だ、大丈夫ですか?」(どうやってあの鉄格子から出たんだ?)
ブー、ブー
鈴木「ぐがぁ、あ」手をかざして黒い円を鉄格子のところに出現させ黒い円を消したら円を出現させたところには鉄格子の一部が無くなった。
新心「え?」(なんで俺の鉄格子を壊したん?)
鈴木さんの首輪「毒を注入します。」プシュー
鈴木さんがこっちに歩いて来て倒れた。
新心「だ、大丈夫ですか?」(毒を注入するの遅いな、どういう基準で毒を注入してるんだ?てか、なんで俺の鉄格子を壊して俺の目の前まで来たんだ?とりあえず離れとこ)
鈴木「ぐ!、うぅ~」
(え?寝言?てか、なんで俺の鉄格子を壊したん?)
突如周りに半径2mの丸がポツポツ出てきてちょうど新心がスッポリ入る位置に出現した。その穴に鈴木の両足の膝から下が入ってしまった。
********************数分前***********************************************************
鈴木(私の能力って異次元につながる丸い円を出せるらしい。麻酔から起きた時に知ったんだけど。どうやって分かったんだろう?人の超能力が分かる超能力者がいるのかな?怖いなぁ)
???「ほら、入れ」ガチャリ
鈴木(なんか全身がジンジンしてちょっと苦しいな、とりあえず寝よう)
鈴木「痛い!」無意識に自分の周りに豆玉サイズの円を出してしまった。
鈴木「う、うぅ.........ぐがぁぎぃぎぃ.....」(全身痛い!くるしい誰か、助けて、)
鈴木「がああああああああああああああ」手をかざして円を鉄格子の場所に出現させた。 カランカラン
新心「なんだ!」
鈴木「す、すみまぜんんん。なんが苦しぐでぇ」(今一番近い人はこの人、どうにかして助けを......)
新心「だ、大丈夫ですか?」
ブー、ブー
鈴木「ぐがぁ、あ」手をかざして黒い円を鉄格子のところに出現させ黒い円を消したら円を出現させたところには鉄格子の一部が無くなった。
新心「え?」
鈴木さんの首輪「毒を注入します。」プシュー
(首に毒が.....でも、なんだか痛みが引いてきた。そしてだんだん眠く.....なって)
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鈴木「っは!」きれいなベットの上で目を覚ました。




