注射
コツコツコツ
(さっきの足音が近づいてくる!なんで?さっきの男は叫んでたから連れて行かれたのか?わからん!こういう時は寝たふりをする!)
音を立てないようにスッとベットに入り目をつぶった。
ガチャ、鉄格子の扉を開け話しかけてきた。
学生っぽい服装の女「あの~、さっきまで叫んでたの聞こえていましたよ?」
き、気まずい。
新心「あ、あははは。すみませ」ベットから起き上がり、女性の顔を見た瞬間チクっと痛みが襲ってきた。しかも場所が移動していた。
さっきの3人はいなくなっていた。
俺は手術室みたいな感じのところで拘束させられて、注射を打たれている。
それしか分からない、激しい痛みが全身に襲ってきた。
新心「ぐがあぁ」(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイ....タイ)痛すぎて、拘束を解こうと力を暴れている所で気を失った。
叫び声が聞こえて、また汚いベットで目を覚ました。
隣の部屋の男「俺に何をした!おい!聞いてんのか!ぶっ殺してやる!」うるさい
クソみたいな体験だったが、さっきの体験で分かった事がある。
そう、ここは間違いなく研究所で、俺は拉致られた。ジンセイオワッタカモ
もう痛みは無いが2度と体験したくない。ベットから起き上がりの時に首元に違和感..........
(なんだ?)手で首を触った瞬間鉄っぽい何かに触れた
急に隣の部屋で暴れていた男の方から機械音が聞こえてきた
機械音「警告、警告、無理に外そうとしたら毒を注入します」
隣の部屋の男「うるせぇ!おらぁ!あれ?周りが暗くなってきた」人が倒れる音が聞こえた。
(隣の部屋で何やってんだ?ていうか首輪見たいなのがつけられてるんだけど。本格的にやばくなってきたな)
???「あの~すみませーん」左の部屋から声が聞こえた。




