表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

#3



「うおーーっ!!すげーっ!初めて乗るぜ…」

初めての特急電車に、じっと座っていられるか早々に不安になった。

最寄り駅から在来線で少し行き、そこからは特急電車で45分。僕の分かる範囲で、ここなら彼の服があるだろうと見込んでやってきたのだ。

ああ、45分、なにもありませんように…。

「ますた。おい、見ろよ。すんげーな、地上でこんな速いんだぞ」

「僕はよく乗ってるから」

「これにか?金持ちだなー」

座席にひだ立ちにして外を見ているこの子供、僕の子じゃないんです。すいません、ほんと…。

「足おろして座ってね…」

「ちぇ」

そう文句を一つたれて、そのままウトウトとネムリニツイてしまった。3

ああ、子供ってなんて欲望に忠実な………。



シナ駅についた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ