作者編:アクセス解析 その2 話別アクセス解析
前回、ユニークアクセスを見る事で読者の数を把握することが出来ました。
では、その読者さんが連載のどこを読んでいるか?
それを知る為には”話別アクセス解析”を使う事になります。
”話別アクセス解析”は画面上部の”話別”をクリックで見れます。
10話の話を投稿しました。
するとアクセス解析は次の様になります。
第1部分:10人
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第2部分:8人
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第3部分:7人
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第4部分:6人
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第5部分:5人
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第6部分:5人
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第7部分:5人
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第8部分:4人
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第9部分:8人
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第10部分:12人
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アクセス解析は余程特殊な作品でない限りこのような”(”左括弧状の形状になると思います。
棒グラフの部分だけを抜き出すとこんな感じになります
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このような形状になっているのならば作品としては成功だと思って貰えていいと思います。
このグラフを詳しく説明しますね。
まず最初、一日目の部分。
第1部分:10人
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初動期と言います。
この人数が基本となり、そこから徐々に人数を減らしていきます。
これはあらすじを見て1話目を見てくれた人の人数です。
ここの数値はあらすじでほぼ決まります。
次が第2部分~
第2部分:8人
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第3部分:7人
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第4部分:6人
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減少期です。
徐々に読者を減らしていますね。
これは作品が”自分の好みじゃないな”とか”自分の肌に合わないな~”と『実際に作品を読んでから読むのを止めた人』の人数が見れます。
これはいい作品で有れば有るほど落ち込みが少なくなります。
逆にある話を境に大きく人数が落ち込んでる箇所が有るなら、何か問題を抱えてるのかもしれません。
ここの落ち込みを減らすのが、作品の成否のカギを握っていると言っても過言ではありません。
次が第5部分~
第5部分:5人
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第6部分:5人
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第7部分:5人
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第8部分:4人
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安定期です。
非常になだらかな減少になります。
これは作品を実際に読んで読書を継続してくれた人の人数、作者について来れた読者の人数です。
いま、連載を読んでくれている人の人数となります。
安定期にはもう一つの意味合いが有るのですが、それはまた別の機会に。
最後が第9話部分~最新話
第9部分:8人
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第10部分:12人
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最後に大きく数値が跳ね上がっていますね。
これは更新待ち読者数です。
作品を心待ちにしてくれている非常にありがたい読者さんの人数です。
ユニークアクセスの多くの部分はこの人達で支えられています。
これが大きく跳ね上がっていない作品は最後まで読まれていない作品……途中で読むのを止められている作品です。
どこかに問題が有ると思うので見直しましょう。
この様に話別ユニークアクセスは、作品の状態を知る、どこが悪いのかを知るのに非常に役に立ちます。




