作者編:アクセス解析 その1 ユニークアクセス
なろうで作品を書くなら一番重要なのがアクセス解析
今回はこのアクセス解析の見かたを教えます。
アクセス解析で重要なのは2つだけ。
『日別[全話] アクセス解析(ユニーク)』(略して日別ユニーク)と『話別アクセス解析』だけです。
なぜこの二つが重要なのかと言うと、ユニークアクセスだからです。
「ユニークアクセスとはなに?」と思う人もいるので、そこから説明します。
アクセス解析の数字には2つ有ります。
なろうのアクセスカウンターのページでは次のように説明しています。
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◆PV
ページの総表示回数です。二重アクセス防止はしていません。但し同一端末による同一秒のアクセスはカウントしていません。
◆ユニークアクセス
同じ人(同一端末)からのアクセスは1日1回のみカウントします。ページを移動した場合も同一端末と確認されればカウントしません。
実際の読者数に近い計測方法です。集計に時間がかかる為、ユニークは約2日程度遅れて表示されます。
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ちょっと解りにくいのでもう少し解りやすい言葉に変えます。
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・PV
ページを見た回数。
同じ人が同じページを複数回見ても数値が増えます。
・ユニークアクセス
ページを見た人数。
同じ人が同じページを見ても数値が増えるのは一日一回だけ。
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大体、こんな感じで理解してもらえばいいと思います。
なぜ、ユニークアクセスが重要なのか?
1万文字の小説が2つここに有ります。
A 短編 1話10000文字
B 連載 10話10000文字(各話1000文字)
どちらも同じ1万字です。
これを10人の読者さんが読んだとします。
どちらも10万文字が読まれることになります。
でも、アクセス解析に掛けると……。
A PV10
B PV100
同じ総計10万文字が読まれたのにBの連載小説の方が10倍読まれた様に見えてしまいますね?
おかしいですよね?
PVだと、”ページを見られた回数”なので話数が多い方が多く読まれた様に錯覚してしまうのです。
底辺作家さんが「最初は全然PVがなかったけど、連載を続けてる内にPVが増えて来た!」と喜ばし気に語りますが、PVしか見ていないと”話数が増えたのでPVが増えている”だけで”新規の読者さんの数は全然増えてなかった!”なんて悲しい事が起きたりします。
そこで登場するのが”ユニークアクセス”です。
これは読者の数そのものを見れる優れものです。
早速ユニークのアクセス解析を見てみましょう。
PCだと、アクセス解析画面の上の”日別[全話]”→作品のタイトル名のすぐ下の”ユニークを見る”をクリックすると見れます。
するとどうでしょう?
今日の日付の数値の”合計”を見てみてください。
A 10
B 10
どちらも正確な読者の数値が見れるようになりました。
”正確な読者の数を掴む。”
これはなろうを攻略するうえで非常に大切な事となります。