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第7花




.......今思い出しても、寒気がします。

そう、これが2週間前にあったことです。


え?あれからどうなったのか?

そうですね、あれから私は完全に思考が停止してしまいました。その間に、私は記憶が曖昧なのですけどどうやらクォール伯はお兄さまに声をかけたそうです。


「君の妹貰ってもいい?」と。その瞬間、お兄さまの周りがブリザードが吹き荒れました。それに一歩遅れて、周りに居たお姉さまがたの阿鼻叫喚があり、とにかく想像するだけでもどこかへ消えてしまいそうです。というか消えたい。


その後、騒ぎを聞きつけ駆けつけてきた両親に、クォール伯は正式に婚約の申し込みをしたそうですよ。覚えていませんが、えぇ、全く覚えていません。クォール伯が言うには、私が成人するまで婚約者という立場で良いとのことです、しかし成人した次の日に婚姻式をあげるらしいです。とりあえずはと、両親が保留という形にしてくれました。お父様お母様マジ感謝です。


ちなみに私の思考が戻ったのは自国の家に着いた時でした。両親から私がぶっ飛んでいた間の話を聞き、私の頭は限界だったのでしょう。その場に倒れこみ、側にいた侍女が慌てて私を見たところ既に私は気を失っていました。





あれから2週間、やっと気持ちが落ち着いてきたかといえばそうでもないのです。なぜなら




「ジリアン様!今日も届きました。クォール伯爵様からです」


毎日毎日、2週間つまりは14日間1日も欠けることなく手紙と花だったり宝石だったりとにかく、なにかしら贈り物が届くのです!それも全て一級品、しかもどれも素敵のものばかり、私の好みをど直球に突いてきます。あの人はどこまで私のことを知っているのでしょうか。今思えば私は彼に自己紹介をしていませんし、初対面なはずなのに、怖い、怖すぎます!



丁寧な、まぁ言ってしまえば拒否の言葉をのせた手紙を送っても、さらっと全てスルーして彼の近況報告やら、私への質問やらが書かれた手紙が送られてくるだけなのです。あちらがこちらの意思を全てスルーするのでこちらはもう手紙を返していません。



かといってこの手紙をまるっきり無視しているわけでもないのです。というのも、彼はどうやら結構すごい?魔法使いらしく手紙を開くたびに花びらが舞ったり、小さい花火がはじけたりとても可愛い魔法が仕掛けられているのです!これがクォール伯じゃなければ良いのに.....それに、クォール伯自身の近況報告だけじゃなくて毎回じゃないけどお兄様の近況も教えてくれます。お兄様はあまり自分のことを教えてくれないから重要なお兄様の情報なのです。そんな訳で、本当に悔しいけどお手紙はすこーーーしだけ楽しみにしてるのです。絶対返事は書きませんが



とってもお久しぶりです。最近書いてなかったのですジリアンの話し方とか忘れてしまってめっちゃ時間かかりました。

そのうち修正入ると思います、申し訳ない。

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