表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
嬉し恥ずかし痛い系な女の子  作者: 天丼よしお
4/12

Mの悲劇

 僕のMの才能が目覚めかけているのかもしれない。彼女のSの才能が僕のMの才能を、あたかも磁石に鉄をくっつけているとその鉄が磁力を帯びるように、引きだそうとしているのかもしれない。そんなことを彼女がシャワーを浴びている間、真剣に考えていた。

 「ありがとう、すっきりしたわ。」バスタオルを体に巻きつけただけの姿で彼女は出てきた。

 「う、うん。それは良かった。」その姿に動揺した僕は極力平静を装うようにした。女のバスタオル姿なんて見慣れてるぜとでも言わんばかりに。二十歳でまだ童貞だけど。このボーナスステージをなるべく引き延ばすことが今の最大の天から与えられた使命だ。

 「そういえば自己紹介まだだったね。僕は神谷誠。二十歳。三流大学に通っているけど、夏休み中ってところ。将来はマジシャンになりたい!」

 「そう、どうぞ宜しく。あたしは葛城雀(かつらぎすずめ)。十七歳。普段は高校に通っている華の高校生。普段はママは学校が終わった後に捜して」

 「ガシャーン!うぉっ!?キシャーッ!タンッ、バンッ!バンッ!だぁーッ!ドーンッ!」

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
HJ大賞2018
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ