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14A列車 出発

前作の「列島縦断新幹線乗りつくしの旅」の最後の後書きに書いた「東海道本線各駅停車」バージョンです。

今回は特に説明が多くなると思いますが、読んでくれる人には感謝。それでは自分がそこにいるつもりになって一緒に行きましょう。

 今日は8月。皆さん一度は使ったことがあるだろうか。この8月というのはJRで旅をするにはもってこいの月の一つである。そう。それはもちろん「青春18切符」のことだ。

 僕はいま東京(とうきょう)駅にいる。東京(とうきょう)駅はいま工事をしていて、数か所だけだが、灰色のシートで覆われている場所がある。これは東京(とうきょう)駅が開業した大正3年のありし姿に戻すための工事をしているからだ。もうそのめどは立っているから、最終の詰めというところである。

 さて、それでは、今から乗ろうとしている東海道本線(とうかいどうほんせん)についてちょっとした解説をしよう。東海道本線(とうかいどうほんせん)が開業したのは1872年。この年は日本で初めて鉄道が走った年でもあり、東海道本線(とうかいどうほんせん)新橋(しんばし)(現汐留(しおどめ))~横浜(よこはま)(現根岸線(ねぎしせん)桜木町(さくらぎちょう))がスタートした年でもある。ここに日本の鉄道が始まるのである。そして、東海道本線(とうかいどうほんせん)は徐々に線路を東と西から延ばし、1889年に全線開業を果し、今日まで日本の太平洋ベルトを横断するに背骨として、大動脈の地位に君臨し続けている。今回はそんな日本の一大幹線を西に向かってゆっくりとコマを進めて行こう。

 ゆっくりとコマを進めるからには出発も遅い。今日の出発は10時00分。早いという人もいるかもしれないが、本当に早いのなら、もう5時にはここを出発している。それほど始発列車が早いというのはそれほど重要な路線という位置づけの象徴だろう。

(さて、各駅に止まってくとして今日はどこまで行けるんだろうな・・・。)

と僕は思った。

 東海道本線(とうかいどうほんせん)を1日で全区間乗車することは可能だ。東京(とうきょう)熱海(あたみ)までと豊橋(とよはし)岐阜(ぎふ)米原(まいばら)神戸(こうべ)まで快速列車が頻繁に走っている。今あげていない区間に快速列車は走っていないが、かなりの頻度で普通列車もある。一番列車がない大垣(おおがき)米原(まいばら)でも30分に一本は列車がある。(東海道本線(とうかいどうほんせん)に含まれる支線を除く。)今回はその支線にも少しばかり乗車していこうと思っているから、これもまた1日では終わらないのかな・・・。

 そう思いながら10時12分発普通小田原(おだわら)行きのE233系に乗り込んだ。

感想がありましたら、お書きください。暇があったら書きます状態に近いので、今連載している「MT2」や「思いつき 駅名クイズ」よりは連載機関が開く可能性大ですが、読んでくれる人には感謝。

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