~プロローグ的な何か~
3日に1回更新するかしないかなのであまり期待しないで下さい…
あ、あと誤字・脱字があれば教えて下さい!
「朝だぞこのウジ虫野郎が!早く起きねぇとアバラの2.3本は覚悟してもらわねぇと…」ガンッ
「…なんて目覚まし時計だよ」
朝からむさ苦しい男の声で起床。う~んいい朝…な訳ねぇな。
俺は坂山憲吾。春原高校に通う高校2年生だ。
「まだ時間に余裕あるみたいだし、テレビでも見るか…」
先程の目覚まし時計(ムキムキの男が力こぶを作って白い歯を見せている形)を見ると6時10分。登校にはまだ2時間近くある。
「憲吾、早く着替えて学校に行きなさい!」
母さんが下から怒鳴っている。何だよまだ全然余裕だっていうのに。
「憲吾、もう8時30分よ!」
…はい?ちょっと待て。この「ムキムキ君1号」(2秒前に命名)が指すには6時15分…
「テレビテレビ…」
現在の時間を知ろうとテレビのスイッチを入れた
「だいたい8時30分のニュースです。」
…
「死ねムキムキ君1号ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「いや1時間ズレるってのはドラマとかマンガで良くあるけど2時間15分って何だよこのクソ時計!お前がウジ虫だよクソ!」
行き先のない怒りを空にぶつけた後、急いで着替えて一階のキッチンに向かった。
「母さん食パン一枚ちょーだい!」
「また食パンくわえた転校生と曲がり角でぶつかって運命の出会い(笑)をしたいだけでしょ?」
さすがは我が母親、良くわかってらっしゃる。
「三度目の正直って言葉があるじゃないか」
「もう百回越えてるわよ。それより早く学校行きなさい」
あ、しまった。
時計(普通の)を見ると8時32分。
登校時間 8:35
-)現在 8:32
━━━━━━━
残り時間 0:03
-)学校まで 0:08
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-0:05
終わった…