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その1

毎日毎日同じ事の繰り返し。


朝6時半に目覚ましのベルが5分おきに鳴る。

ワンルームの何処にでもある安いマンションに

独り暮らし。

目が覚めて、いつもと変わらない天井を見上げ、

シャワーを浴びるか朝食にするか考える。

一瞬、欠伸をして深く息を止めてみた。

昨日はスマホを遅くまで観ていたせいか、

少し目がボヤけて偶に世界がストップされた様に感じる。

あー仕事に行かなくちゃ。。。

部屋にはシングルの布団が敷かれ、側に小さな炬燵。

出不精な俺はナメクジの様にはって炬燵へ移動し、

炬燵のスイッチを入れ暖をとった。

シャワーにしよう。

あっ もう7時過ぎだ

急がなきゃ!

結局、昼食もとらず急いでシャワーをして

家を出る。


毎日同じ事の繰り返し


会社に行くには歩いて10分ほど離れた駅に向かわなければならない。

平日の電車は朝からみんな

何処へ行くのか満員なんだよなー

もう少し早く起きて行けばよかったなー

なんて考えながら駅へ走って向かう。


電車が来てる!


急いで改札で定期を通して停車してる電車へ駆け込もうと

する。

扉の前で足を滑らせてしまい転びそうになった。


ヤバイ!

一瞬、息を止め体制を整えたその時であっあた。


あれ?


横から追い抜かそうとしていたサラリーマンや

扉の前で警備していた駅員、俺以外の世界が止まっていた。。。


俺は息を止めた状態で


どういう事???

と周りを見渡した。。


世界が止まっている


腕時計を観て確かめた。

時間が止まっている。


???何故?

俺は息を止めるのやめて深呼吸しあ。

すると時間はいつもの状態に戻り追い抜かそうとしていた

サラリーマンが追い抜かし慌てて電車に駆け込み、

扉が閉まった。。。


大丈夫か俺は。

どうかしちまったか?


あっ!

会社に行かないと!


電車に乗り遅れてしまった。。。


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