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雨の日の御伽噺  作者: 雨月 千疾
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ボクと僕

『ボクはボクさ僕の中にいるボクそれだけ』

ボクはやっぱり好きにはなれそうにないな

『どうしてだい』

僕の一番嫌な所がわかってるから

弱みを握られてるみたいで

『それって僕の一番の理解者ってことだよ』

それでも嫌なもは嫌なんだよ

『ふーんそう』

だから出て行ってくれ

『嫌だよ』

なんでだよ

『ボクにはボクの意思があるからね

僕の中のボクでもボクがこれから何をするかはボクが決めるんだよ』

迷惑だよ

『じゃあ忘れさせてあげる』

忘れるのはもっと嫌だ

また同じ事をしてしまう気がする

『本当にそう思うのなら大丈夫さ』

僕の声がワントーンあがった

楽しそうに茶化すように

『今度はもう繰り返さないかもね』

僕は前にもやったのか

『やったよ

幾度となく繰り返したよ

その度にいつもの処置だから安心してよ』

僕は僕は

目の前に手を伸ばした

あと少しの所で力が抜けた

『おやすみ』

遠くで僕の声がした

『また繰り返してくれると嬉しいな』

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