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雨の日の御伽噺  作者: 雨月 千疾
32/50

移り気な空と月明かり

夕暮れを眺めていた

さっきまで何をしていたか

どこに居たか覚えていない

ふと辺りを見渡す

白いベッドがある

白の無機質な部屋で

1人たたずんでいる

小さい窓の外

オレンジかった空が赤くなって

だんだんと仄暗い青に変わる

そんな景色を1人で眺めていた

綺麗だな

『誰かと一緒だともっと綺麗だよ』

そんなことはない

『なんで?』

自分が見てる景色と

相手が見ている景色が

同じではないから

『じゃあ人とは居られない?』

相手の心を読むことは出来ないから

口で伝えなきゃ分からない

だから心に留める

皆そうして言いたいことを言わない

そしてすれ違いが起きる

でもいつか気づいて変わるんだよ

だから人は一緒にいる事が出来る

『君も誰かと一緒がいい?』

それは無理だ

僕は人とは違うから

夕暮れがもう終わりかけていた

寂しげな黒い空が広がっている

月が浮いていた

周りの星は月のあかりに

かき消されていた

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