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雨の日の御伽噺  作者: 雨月 千疾
31/50

知らない誰かと記憶の雨

雨音が耳朶を叩く

それが救いで

自分がいると思える

体に当たる雨粒が冷たくて

けど、なにか暖かい

それが分かれば怖くない

空はいつもの様に澱んでいる

いつまでも振り続ける雨は

まだ振りやみそうにも無い

ふと記憶の奥に何かを思い出した

ノイズ混じりの記憶の底で

『綺麗だね』

そう誰かに言われた

その誰かと雨を眺めて

交わした言葉があった気がする

それが誰で

その後僕が何を思って

なんて言ったのかも忘れた

今も記憶の奥で綺麗な雨が降っていた

それだけは忘れられない

またあの場所へ帰りたい

そんな事を思う

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