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本編3話

(敵はどこにいるの?案内してくれない?)

(人形はあっちにいるフル!)


私はラーフルに道案内を任せ、その後ろを見失わないよう駆けだしていった。


「見つけた!」

今回、敵は三体。人を連れ去ろうとしている途中のようで、まだ被害は出ていないようだ。

人形はみな、トンガリ帽を被り、全身黒タイツを被ったような姿をしている。昔、兄さんを連れ去ったやつと同じ姿だ。


人質が連れ去られる前に、人形の元へ急いで駆け寄った。

「その人を離しなさい!」

とりあえず話しかけるが、いつも通り言葉は通じなかった。


「「「キィー!キィー!」」」


こっちの様子には目もくれず、せっせと担ぎ上げゲートにむかって動き出した。


こうなったら実力行使しかない。敵の人形は指輪から出るビームを当てれば、散り散りに消えてゆく。

私は一体目の人形の向かってビームを繰り出した。


「キェー!」


ビームに当たった人形は、そう叫びながら散り散りになっていき、最後には消えた。ようやく私が魔法少女だと認識した残りの人形達は担ぎ上げていた子を置き、こちらに襲いかかった。


「「キィー!キィー!」」


消されまいと必死に腕を振り回して攻撃をしてくる。

魔法少女になっている時の私の戦闘力は、普段の何十倍もの強さになっているため、敵の人形の攻撃は全くと言っていいほど強くない。


「キェー!」「キェー!」


指輪からでるビームによって残りの人形達も消えていった。


(これで大丈夫かしら。)

(全員倒せたフル!お疲れ様フル!)


置き去りにされていた子をそっと元の寝床に戻し、私はその場を立ち去った。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


今回はボス級の敵が出て来なかったので一瞬で戦闘が終わりました。日々こんな小さな戦いがあるんだなー程度に見てください。


次回はラーフルについて語られます。次回もお楽しみください。

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