属性
「大丈夫ですか?」
『この声は誰の声だ?』
とりあえず、体を起こした。そして、僕は少女に尋ねた。「ここは、どこ」と、「どこって路地裏だけど」彼女はそう言った。どうやら、僕は気を失っていたらしい。
「君が放ったあれは一体何?」僕は、切羽詰まった感じに言った。
「あなた、魔法の事を知らないの」彼女は信じられないという顔をしていた。
「うん」
「まず、魔法には属性と呼ばれる物があるの。そして、それは【土】【風】【熱】の基本属性と、【ユニーク】といわれる物があるらしく、【ユニーク】は極一部のひとしか扱えないのよ」彼女は、胸を張っていた。『ヤバイどうやら、とても誇らしげだが、スルーしよう』「ありがとう、ちなみに、君の属性は?」「私の属性は、風、、」最後の部分がよく聴こえない。
「風と何?」
「風だけ!」彼女の拳が、僕のみぞうに入った。
「それよりも、貴方の属性は何よ!」『くそォ、話題を逸らされた。』僕はムッとして言った「自分の属性なんて知らないし、第一にどうやって調べるのさ!」
彼女は、ニヤけて言った「自分の属性も知らないのwwじゃあ、私に着いてきて」そして、誰もいない、湖に連れて行かれた。
「ここで何をするの?」僕の質問は無視され、さらに彼女は「この湖に入って」と言い、僕を湖に落とした。