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ぼくの異世界物語  作者: 航希
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この世界は

僕は、声のした方へ振り返った。そして、驚きのあまりに鳥の様な高い声が出た。「何でもないです」君は可笑しそうに笑いながら「なら、良かったです」と言い遠くへと行ってしまった。僕は何故か名残惜しい気持ちになった。

そして、今の自分の置かれている状態に気づき

『とりあえず、何ができるか確かめよう』

と考えた。そして、ついさっき自分が投げたスマホを拾い上げ電源をつけてみたが、そこに書かれていた3の数字と圏外という言葉によって再度自分が異世界に転生したことを自覚した。

そして、もう一度これを投げた。

「使えねぇじゃねぇーーーか!」と。

そして、スマホはもう電源がつかない状態になった。

息を切らした僕は、周りを見た。

『ここは、中世のヨーロッパみたいだ』こう僕が思うほど鮮やかな街並みだった。

僕のお腹が悲鳴を上げた。「ああ、お腹空いた」僕はそう呟いた。そして、果実?を売っている所に行き、福沢諭吉が印刷されている紙を店主へ渡し聞いた。「これで、何が買える?」と、だが店主は「からかってんのか」と言い僕の諭吉を破り捨てた。「お前金の価値知らないのか!」僕は、怒りに任せて言い放った。「お前こそ、どこから来やがった」と語尾を強くして店主が言った。そして、僕は「日本からだよ!」と言いかけてある事に気づいた。

そして、言った「ここは何処だ」と、、、、

店主は、大爆笑して、「ここは中央都市ルキスだぞ」と言い「貨幣はこれだ」と言うと自分のポーチからこの街並みらしき物が印刷されている物を見せてきた。

「ひったくりよ!誰か捕まえて」誰かが叫んだ。

僕の体は、考えるより先にうごいていた。そして、ひったくりをした男と対峙する感じになった。僕は拳を握り締め男に突っ込み、自分の隠されていた力が開放され男を倒す。


なんて、展開にならずにお腹を殴られ倒れた。そして見てしまった。


この世界にきてから始めて会ったあの少女が叫んだ「我が力、風となりて吹き荒れろ」その途端、男は吹き飛んだ。


そして、僕は意識を手放した。

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