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《Blade Of Unknown》 ―vs嫌われ剣士―

 チラチラと空から白い雪が舞い落ちる。街中で人々が空を見上げ、「雪だ雪だ」と騒ぎ声を上げている。

 あちこちの店に電飾が取り付けられ、街のあちこちがキラキラと輝いている中を、俺は一人歩いていた。


 今日は世間一般で言う、クリスマスイブで、明日はクリスマスらしい。

 白いヒゲを蓄えた全身真っ赤の変質者がトナカイに乗って世界中の空を飛び回り、小さな子供がいる家へ忍び込み、寝顔を笑顔で眺めながら枕元に何かを置いていくという日だったっけな。

 そんな愉快な日なせいで、気分が高揚しちゃったカップル達が夜の九時から翌日の三時ぐらいまで最高にハッスルしてネットなんかでは『性夜』と呼ばれててるとかなんとか。


「……俺はハッスルどころか、萎え萎えだけどな」


 そんな夜、俺、矢代暁は一人街中を歩き、家に向かっていた。

 何故一人かというと、誰も予定が合わなかったからだ。リンも栞もらーさんもその他メンバーも、みんな何かしらの用事が入っていた。うん、仕方ないんだ。みんな色々予定があるし、クリスマスは忙しいもんな。年末も近いし。


 そんなこんなで俺は新しく発売されたVRゲームを買いに来たのだ。剣や拳などを使って戦うVRの格闘ゲーム。今はそれを買って、ようやく家に到着した所だ。

 玄関を開け、誰もいないと分かっていながらも「ただいま」なんて呟き、俺はコートを脱いでゲーム機の元へ向かう。

 ゲーム機に買ってきたゲームをインストールし、装着して冷たいベッドの上に横になる。

 そして、静かにゲームを開始する。


 目の前が真っ暗になり、ゲームの中へ意識が埋没していく。ダウンロードした格闘ゲームの暑苦しいOPが流れ、その後自分のキャラ設定画面に移る。と、その時だった。


「あれ?」


 何もセッティングしていないにも関わらず、目の前にあるのは『アカツキ』の姿だった。

 太刀を背負い、高レアリティの装備を身にまとった、取り立てて特徴のない顔をした男。

 紛れもなく、ブレオンの時の俺の姿。


「どう、なって」


 状況が理解するよりも早く、視界にバチバチのスパークが散り、ノイズが発生した。白黒の砂嵐が世界を侵食し、全てを覆い尽くしていく。

 それはやがて俺の体を包み、そして――――。



「雪ですよ、ウルグ様!」

「あぁ……」


 隣を歩くヤシロが空からパラパラと舞い降りる雪を見て、はしゃいだ声を上げる。

 雪が積もると外で修行しにくいから、あんまり好きではないのだが。

 クリスマスとかそのへんの時期に全く良い思い出がないしな。

 

 今日は休日だ。

 俺達は学園から出て、王都の近くにある迷宮へヤシロと二人で向かっていた。

 模擬トーナメントが近いし、多少は実戦を経験しておいた方がいいだろうしな。

 そして、雪が降り始めてすぐ、俺達は迷宮へ到着した。


「Cランクの迷宮だからそこまで強い魔物は出ない筈だが、油断するなよ」

「もちろんです」


 入る前に深呼吸し、意識を集中させる。

 出てくる魔物の種類や数などは把握しているが、予想外の事が起こらないとも限らない。どんな時でも油断は禁物だ。

 

 迷宮の中は、まさしく『迷宮』といった雰囲気の場所だった。

 床や壁は煉瓦造りになっており、壁に紫色の光源が設置されている。ひんやりとした空気が漂っており、嫌でも意識が引き締められる。

 

 ヤシロの察知力で周囲の魔物の存在を確かめながら、迷宮内を探索していく。

 しばらく歩いている時だった。

 ドクン、と胸に痛みが走った。それだけではなく、視界がぐらりと大きく歪む。ヤシロに何かを叫ぶよりも早く、視界が完全に黒に染まった。

 


 ◇


「どこだ……ここ」


 気付けば、見知らぬ場所に立っていた。

 煉瓦で作られた床と壁。紫色の光源が部屋のあちこちに取り付けられており、部屋は不気味な紫色に照らされている。部屋に出入口は見当たらず、全てが壁に覆われていた。どこかの迷宮エリアだろうか。まるでブレオンのボス部屋のような重い空気が漂っている。


「ステータスが……」


 視界の隅に緑色のバーが浮かんでいた。意識すればスタミナの残量や、所持スキル、称号なども見ることが出来る。まるっきり、ブレオンの世界じゃないか。


 部屋を見回してどうしたものか悩んでいると、唐突に目の前の床が光り始めた。そこへどこかから転送されてきたかのように、全身が骨でできたモンスターが姿を現した。カタカタと体を鳴らせ、手に剣を握っている。


 どうやらこいつが敵らしい。音を立てて近付いてきたので、背中から太刀を抜いて斬りかかる。バシュッと音を立て、刃が骨に傷を付ける。敵の頭上に浮かんでいるHPバーが減少した。

 もう一歩踏み出し、骨を斬った時だった。


「な――!?」


 骨にノイズが走ったかと思うと、唐突に違う物に入れ替わった、

 小学生か、中学生くらいの少年だった。


「――――」


 少年が大きく体を捻って刃を回避する。太刀は空振り、空を斬った。


 少年は驚きの表情を浮かべ、俺を睨みつけていた。

 黒髪だが顔のホリが若干深く、日本人かどうか迷う。目つきはまるで刃のように鋭い。軍服をモチーフにしているであろう服装に身を纏い、手には漆黒の剣を握っている。

 俺の睨んで何かをつぶやき、大きく目を見開く。それから、周囲を見回して小さく呟く。


「……やしろ?」

「え、あ、はい」


 苗字を呼ばれ、思わず返事をしてしまう。

 少年がこちらに視線を向け、鋭く睨みつけてくる。


「――――?」


 少年は何かを言うと、手に握っている剣を構えた。言葉を発しているものの、その意味が頭に入ってこない。

 その瞬間、彼の頭上にHPバーが表示された。が、俺の頭上にあるようなプレイヤーだと示す表示はない。どうやら、NPCのようだ。

 相手が剣を構えたのに合わせ、こちらも剣を構える。チュートリアルか何かだろうか。


「――――!」


 次の瞬間、少年が動いた。

 地面を強く蹴りつけたかと思うと、一瞬で目の前にまで接近してくる。漆黒の刃がすぐ近くにまで迫ってきていた。

 スキル《見切り》を発動して剣線を見切り、太刀で防御する。


「な――――」


 防げると確信した瞬間、刃が加速した。《見切り》で追いつけないほどの剣速で、少年の刃が俺の肩を斬り付ける。体を斬りつけられる感覚。愉快なものではないが、痛みは感じない。だがHPバーが三割近くも減少している。チュートリアルにしてはハード過ぎないか?


「――!?」

 

 少年が俺を見て、驚きの表情を浮かべた。何かを呟いて表情を更に険しくする。人を視線で殺せそう、というのはこういう目つきの事を言うのだろうな。

 やられっぱなしもしょうにあわない。反撃と行こうか。




 視界がクリアになる。

 その瞬間、目の前に白刃が映った。

 光源の光を反射して紫に輝く刃を、体を大きく捻る。ついで、大きく後ろに跳び、攻撃してきた相手を確認する。


「黒髪、だと」


 目の前に立っていたのは黒髪の男だった。

 整えられた黒髪に、驚愕に彩られた黒い瞳。全身を赤い魔物の皮で作られているであろう鎧で覆っており、手には長く大きな、おそらく大太刀であろう剣を握っている。

 どこから現れたのか、分からない。

 おそらくは迷宮の『何か』だろう。


「……ヤシロ?」


 と、その時になって、周囲にヤシロがいない事に気が付いた。

 辺りを見回すが、ヤシロの姿はない。それどころか、この部屋は全ての面が壁に覆われており、出入り出来そうな場所がない。


「――、――、――」


 正面に立っている男が、何かを言ってくる。

 だが、その言葉の意味が分からない。知っている言語のような気がするが、脳がそれを受け付けない。

 あちらも警戒した表情を浮かべ、剣を向けてくる。


「お前は何者だ?」


 答えは返ってこない。

 ならば取り合えあず、動けないようにしてから話を聞くとするか。

 地面を蹴り付け、男に肉薄する。

 固まったように動かない男へ、剣を振る。


「――」


 直後、男は剣が見えているかのように大太刀を構えた。

 大太刀と刃がぶつかる前に俺は魔力の調節で剣速を跳ね上げ、一気に男を狙う。

 幻剣には反応しきれなかった男の体を刃が斬り裂く。


「なんだと?」


 が、肉は斬れず、血も飛び出ない。

 男の体を見えない鎧が覆っているかのように、刃が阻まれたのだ。

 何かの魔術が使われているのか?


 警戒度を高めた直後、男が動き出した。

 地を蹴り、今度はあちらが斬りかかってくる。

 が、動きはそれほど速くない。構えも隙が多く、太刀筋も見える。


「っ」

 

 男が大太刀を振り下ろす直前、その刀身が光った。

 大太刀の速度が倍以上になり、光の軌跡を残して迫ってくる。まるで幻剣のような速度の変化に驚きつつ、剣で攻撃を受け流す。

 

「嘘だろ」


 攻撃を受け流せば、多少なりとも隙は生まれる。だが、その男は受け流された瞬間、次の攻撃に入っていた。

 まるで事象が歪んでいるかのように、男の刃が再び俺に迫る。何が起きているのか分からない。回避した方が良い。


 そう判断し、横へ飛び退く。

 男の攻撃は空振り、空を斬る。

 そこを狙って攻撃しようとして、再び男の大太刀は振り下ろされる直前の状態へ戻っていた。


「亜人魔術かっ!?」


 そこから四連続で、男が剣を振り下ろした直後に再び振り下ろされる直前へと戻るという現象が起きた。

 そこで男の剣の光が消え、元の隙だらけの構えへ戻る。


「一体、何なんだこいつは」



 スキルを発動して攻撃したが、全て躱されてしまった。相手はこちらの攻撃に驚いた表情を浮かべながらも、全てを正確に対処してくる。反応速度が化物だ。

 そこから、何度かスキルを発動して攻撃したが、その全てに少年は反応してくる。刃で受け流し、弾き、体を捩って回避し、自分から積極的に攻めて来ることはしない。まるで俺の戦いを観察しているかのような戦い方だ。


「――――」


 少年が何かを呟いたかと思うと、構えが変わった。今までは防御の姿勢を取っていたのを崩し、剣を腰に構えた。そして、俺に向かってゆっくりと走り始める。

 どう対処したものか、頭を捻らせていると、


「うお!?」


 少年が目の前にいた。黒い光が走り、脇腹を斬り付けられる。HPが大きく減少し、残り三割程度にまで減ってしまう。

 やばいと焦る暇もなく、少年は畳み掛けてきた。


「な、んだその速度はぁ!?」


 少年の手がブレたかと思うと、連続で黒剣が飛んでくる。スキルでなんとか対処するが、回避するのが精一杯でとても反撃に出れない。

 本気を出した時のカタナと連想させるような、全く無駄のない太刀筋。相手に反撃させるまもなく、『絶対に倒してやる』という苛烈な意志の込められた攻撃だ。


 やがて、俺のHPが赤く染まった。


 【赤き紋章】を発動しますか? Yes/No



 しばらくの間、男の戦い方を観察した。

 通常の構えは隙が多いが、一度攻撃に出るとその動きから一切の無駄が消失する。

 戦いの素人が、次の瞬間には達人級の攻撃を放ってくるような違和感があった。シスイを連想させるような、流麗な剣捌き。

 そして、攻撃中にこの男は空間を歪めているのか、一瞬で剣の位置を変え、崩れた構えを整えてくる。何かの魔術を使っているのは間違いない。


「よし、行くか」


 厄介な相手ではあるが、この魔術の発動とそうでない時の間を付けば攻撃することは可能だ。

 相変わらず何かの鎧で覆われているが、この『鳴哭』は魔力を消滅させる。何度か攻撃すれば、この鎧も突破する事ができるはずだ。


 男の魔術が終わった直後、流心流と理真流を混合させた構えを解いて、攻め、つまり絶心流の構えに移る。

 そして、魔力の調節で走行速度を変化させ、相手を幻惑する幻走を発動させ、一気に男へ迫る。

 幻剣の時と同じように、男は反応しきれずに驚いている。

 そこを連続して斬り付ける。


「――――」


 数度斬り付けたあたりで、男が何かを言いながら魔術を発動させたのか、唐突に剣を躱し始める。

 だが手を緩めず、更に連続して剣を振る。

 やがて男は反応しきれなくなり、剣を喰らって――


「っ!?」


 ゾクリ、と嫌な気配を感じ男から距離を取る。

 直後、男の肌を赤い何かが蛇のように這っていく。やがて男の体に完全に赤い紋章のような物が浮かび上がった。

 男は自身の肌をみて、何かを言うと、


「ご、ぁ!?」


 俺の体が吹っ飛んでいた。

 魔力で防御したおかげで斬れなかったが、男の大太刀が俺の腹を強打した。

 その衝撃で俺は部屋の隅まで吹き飛ばされる。


「な」


 それで終わりではなかった。

 態勢を立て直す間もなく、男の次の攻撃が迫る。

 剣でガードするが、その一撃は重く防ぎきれない。

 さっきのように空間がねじ曲がり、六度連続して大太刀が飛来する。

 

「アレを、使わないと――――」


 対レグルス用に編み出した『アレ』を使わなければ、こいつには勝てない。

 そう判断した時には既に遅く、男の攻撃が俺に直撃し、意識を刈り取っていった。


 

 【赤き紋章】を使い、怒涛の攻撃。

 少年はそれらの攻撃が見えていて、更に何か対処する術を持っている様子だったが、それを使うよりも先に全力の一撃をお見舞いしておいた。少年は壁にぶつかり、意識を失っている。HPも0だ。


「さて……どうしたもんかな」


 少年は倒したが、これで終わりという事はあるまい。次は一体何が起きるのだろうか。

 というか、初戦がこれってこのゲームのバランスはどうなっているんだ。ブレオンのデータを引き継いでいるみたいだし、何かがおかしい。ここは一度ログアウトして、ネットで情報収集した方が良さそうだ。

 そう思った時だった。


「あは」


 何かが、後ろで笑った。


「ッ」


 飛び退いた直後、今まで俺が立っていた場所を翡翠の光を纏った刃が通過していく。見れば、HPを0にした筈の少年が立ち上がっていた。

 立ち上がった少年の目はどす黒い光で塗りつぶされており、今までとは完全に異なった笑みを浮かべている。まるでカタナのような笑い声を漏らした少年は、翡翠の光を纏った刃をこちらに向ける。


「うふ、あははハハハアハああははははああぁぁぁ」


 動き出した少年の動きを見た直後、俺は《オーバーレイスラッシュ》を発動させていた。

 こいつは、やばい。

 【赤き紋章】だけでは、対処しきれない。


 俺の刃から漆黒の光が吹き出し、体が勝手に動き出す。少年も翡翠の光を刃に纏わせ、地を滑るように走る。

 やがてお互いの刃が交差した。


「おおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!」

「あハはあははははははははぁははあはあは!!」


 黒と翡翠がぶつかり、混じり、弾け、部屋中に衝撃を撒き散らす。

 全力の《オーバーレイスラッシュ》に対して、少年は完全に付いてきている。やがて、十二擊全てを打ち切り、スキルが終了してしまう。

 だが少年の動きは止まらず、翡翠に輝く刃を振り上げて――。


 そこで、世界が光に包まれた。

 全てが黒く染まり、部屋が崩壊していく。

 目の前の少年のどす黒い瞳に僅かに光が宿ったかと思うと、


「こ――から、――の――中は嫌――のよ」


 そう呟き、直後俺の視界も黒く染まった。



「さま、ウルグ様?」

「え?」


 目を開くと、隣にヤシロがいた。


「あ、れ? あいつは?」

「あいつ……とは?」


 周囲を見回すと、すぐ前に王都の門が見えていた。

 俺は、迷宮であの男と戦っていたんじゃなかったのか?


「俺っていままで何してた?」

「大丈夫ですか? 今まで迷宮で魔物を一緒に狩って、今は迷宮から王都に帰ってきた所……ですよ?」

「……あぁ、そうだな。すまない」


 夢、だったのか? 

 それとも、迷宮のトラップかなにかか?

 分からない。


「だけど……」


 あの男、強かったな。



「くん、アカツキくん!」

「ふぁっ!?」


 誰かの呼び声で目を覚まし、上を見るとリンが覗き込んでいた。

 

「うなされてたけど、大丈夫?」

「え、ああ。ってかあれ、なんでリンが?」

「アカツキ君が寂しがってるだろうと思って、用事を早めに切り上げたんだよ」


 ベッドから起きて周囲を見回すと、ゲーム機は机の上に置いてあった。俺はセットして寝たはずなのに。しかも、買ってきたゲームを見てみれば、俺はパッケージを開いてすらいなかった。

 それじゃあ、今まで俺は夢を見ていたのか?

 目をこすり、頬を叩いて意識をしっかりさせ、息を吐く。


「強かったな……あいつ」


 夢とは思えないほどのリアリティだった。

 だけどまあ、ブレオンのステータスが残っているはずもないから、夢だったのだろう。

 

「大丈夫? アカツキ君」

「あぁ」


 心配してくれるリンに向かって、なんとなく言っておかなければならない気がして、俺はこう言った。



「メリークリスマス」


 


 


 

 

 



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― 新着の感想 ―
[一言] オーバーレイスラッシュより、オーバーレイバーストのほうが強いやろ! あと、残響は使って欲しかったです!アカツキの代名詞といえば、残響って感じでした!
[一言] 出来れば三人称で書いてほしかったなぁ、なんて思いました。 あと、決着もつけてほしかったです。
2014/12/25 00:54 退会済み
管理
[良い点] アカツキとウルグのコラボはとても良いです! 二人とも格好いいですし、アカツキは久し振りですね! [一言] こっちがメリークリスマスですね! 嫌われは祝えないですけど!
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