設定:登場人物紹介
■鈴木 一郎
「植物の心のような人生を… 『平穏な生活』 こそが私の目標だったのだよ」
属性:
主人公 / 40代の元・中堅商社マン。
現在、唯一確認されている覚醒者
経歴:
20年間、満員電車と理不尽な上司に耐え続けた真の社畜。徹底した質素倹約とパチンコで培った勝負勘を活かした投資を並行し、ついに念願のFIRE(早期リタイア)条件を達成。
現状:
長年の屈辱を晴らすべく、ウキウキで退職届を職場に叩きつけたその瞬間、ダンジョンスタンピードにより文明が崩壊。悠々自適な生活は夢と消えた。現在は新宿の雑居ビルに引きこもり、偶然拾ったジェムでゾンビをこき使いながら日銭を稼ぐ「無職」。
リーマン時にストレス発散でやり込んでたハクスラの知識がまさか生きるとは思っていなかった。
性格:
合理主義を気取った小心者。常に時給と損益を考え無駄な戦闘を嫌うが、ひとたび期待値が高いと判断すれば命を懸けてレバレッジをかけるギャンブラーの血が騒ぐ。
地位:
非登録市民(棄民)。新宿の雑居ビル3Fに住み、窓からは崩れかけた都庁ビルを眺めている。
■クソガキ(名称不明)
「おっさん、まだ死んでなかったのかよ。しぶといな」
属性:
10歳前後の孤児。
現状:
一郎の隣の部屋に住み着いている。崩壊後の世界を野良犬のように生き抜くサバイバル能力の持ち主。
性格:
口が悪く生意気なクソガキ。一郎をカモか奇特な隣人程度に思っているが、なんだかんだでその生存を気にかけている。一郎側も、いつ死ぬかわからない相手に名前を尋ねることはコストの無駄と考えており、あえて名前を知らないままでいる。
地位:
非登録市民(棄民)。
■九条 燈子
「ゴミ(非登録市民)が。……その顔、二度と私の前に晒さないことね」
属性:
新日本民主主義国家・広域徴税局 執行官。
経歴:
選挙権を持つ登録市民の中でも最上位に君臨する上級国民。29歳の有能な役人。秩序管理庁(警察と裁判所を統合した組織)長官の孫娘という超エリート。
現状:
性格は苛烈で、登録市民以外の存在を等しくクズと見なしている。一郎の一計によってハメられ、不祥事のもみ消しを強制された挙げ句に降格。かつてイキリ散らしていた部下や他部署から立場は逆転。
今は、ざまぁされて職場の便所掃除をさせられている。
権勢を誇った九条家もさまざまな権益を失い力は失ったが、まだまだ侮れない力を持つ。
自分を地獄に落とした一郎へ激しい屈辱と復讐心を燃やしている。
(しかしながら非登録市民ゆえに一郎の特定までには至っていない)
住居:
上野にある上級国民向けの要塞化されたタワーマンション40F。




