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6. Ghost of Tsushima(2020年)

 日本の対馬が、世界的に一躍有名になった原因とも言えるゲームです。

 開発は、アメリカのSucker Punch Productionsが担当しています。


 タイトル通り、「対馬つしま」が舞台で、元寇として知られる1274年(文永11年)の対馬と壱岐いきがモデルです。


 本編は対馬のみ、壱岐は有料ダウンロードコンテンツで行けます。


 いわゆるオープンワールドのゲームで、プレイヤーは広い対馬をさまよいながら、敵となるモンゴル兵と戦い、村を解放し、ストーリーを進めるのですが。


 有名なオープンワールドゲーム「グランドセフトオート」シリーズのように、かなりのやり込み要素があります。


 いわゆるサブクエスト的な「お使い」イベントから、歩いているだけで敵に襲われるイベント、村人をモンゴル人から救うイベント、敵の陣地を壊滅させるイベント、神社巡りなどなど。


 つまり、本編のストーリーを進める前に、このサブストーリーだけでおなか一杯なくらいにサブクエストが多いのです。


 一部、「神社にお参りするだけで、何でこんなに命がけなの!」っていう部分が笑いどころで、ロッククライミングをして、落ちて何度も死にましたが(笑)

 あと、キツネがかわいいです。


 その分、非常に楽しめるゲームでした。


 まあ、アメリカ人が作ったから、武士の兜や鎧が明らかに戦国時代の物で、鎌倉時代の物ではない、とか対馬なのにヒグマみたいな熊が出てくる、とかおかしな部分はいくつかありますが、それ以上にアクションとストーリーの秀逸さが勝ってますね。


 このゲームのお陰で、いわゆる「聖地巡礼」が流行り、対馬には海外からの観光客が増えたというくらいですから、外国人にとってもインパクトがあったゲームでしょう。

 ある意味、歴史に残る名作だとは思います。


 何より、海外の人、特に欧米人は、日本文化の「侍」や「忍者」が好きなので、なおさらでしょう。


 そして、キャラクターがまた、個性的というか、「癖」が強い人物ばかりで、安達政子や石川先生、巴など、とても「友達になれない」ような変わり者ばかりなのが笑えます。


 温泉に入ると、和歌を歌うというイベントが発生したり、徹底的に「和」にこだわっているところも面白いです。


 斬新さ: 95点

 ゲームバランス: 95点

 サブクエスト: 90点

 日本文化再現度: 85点

 アクション: 95点

 総合評価: S


 言い忘れてましたが、アクションは秀逸で、アクションゲームとしては非常に面白いです。


 正々堂々、武士として突っ込むもよし、忍者のように忍び込んで、背後から敵を殺すのもあり。様々なアクションが利用できます。


 特に洋ゲーなので、首チョンパとか普通にあったりしますが、そういうの苦手じゃなければ。

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