17. 戦場のヴァルキュリア(2008年)
いきなり古くなりますが。
これは、「名作中の名作」と言えます。
架空のヨーロッパみたいなところを舞台にした、「戦略シミュレーションゲーム」です。
プレイヤーは、ガリア公国の義勇軍の第7小隊を率いる隊長として、部下を指揮して、部隊を戦争で勝利に導きます。
つまり、大戦略的なゲームで、ユニット(このゲームの場合は大半が歩兵、一部が戦車、装甲車)を動かすのですが、あくまでも「小隊」のため、戦略的な観点より戦術的な「戦闘」に関与します。
面白いのが、アクションポイントみたいのがあり、これによって兵種ごとに移動できる距離が違ったりしますし、もちろん能力値も変わります。
それどころか、兵士一人一人に「ポテンシャル」という個性があり、これによって、プラスにもマイナスにもなります。
それをいかに使い分けて、有効に利用するかが、プレイヤーに求められます。
兵種も、偵察兵、突撃兵、対戦車兵、支援兵、狙撃兵、戦車などがあり、武器もライフル、突撃銃、火炎放射器、スナイパーライフル、グレネード、ライフルグレネードなどがあります。
戦場のマップも様々なものがあり、ターン制で一定のターンでクリアすると、ランクがSから何段階かまであります(下はどれくらいまであるか忘れました)。
一周してクリアしても、このランクを達成するために、何度も同じマップを繰り返す楽しみもあります。
それに加え、ヴァルキュリアを中心とした、魅力的なストーリー。「戦場」ということで、当然、常に「死」がつきまとうため、刹那的で悲しい話が多いかと思いきや、楽しい話もあります。
個人的には、「イーディー分隊」のストーリーが好きでした。
キャラが非常に個性的で面白いですね。
かわいい女の子から、奇妙なオカマ、マッチョ、根暗な奴など色々なバリエーションがあります。
ちなみにシリーズ化されており、2、3、4までやりましたが、やはり1が一番面白かったですね。
アニメ化もされました。