14. 風雨来記4(2021年)
読みは「ふうらいき」です。
バイクでツーリングをしながらレポートを書くルポライターが主人公のゲーム。
ちなみに、1と3は北海道、2は沖縄で、私は1と2をやってます。
その観点から感想を書くと。
1は北海道らしくて非常に良かったのと、バイクでツーリングと言えば北海道という部分があるので、それも良かったのと、2は沖縄という斬新さがありました。
そして、4。
なんと舞台は岐阜県!
これは意外でしたが、制作会社の日本一ソフトウェアの所在地が岐阜県だからだそうです。
まあ、一応やりました。
1周目は面白いですよ。
実写さながらの写真をたくさん使用しており、バイクに乗っていなくても、実際にバイクで旅をしているような感覚に陥ります。
その意味での没入感は抜群ですし、岐阜県の知られざる魅力を再発見できます。
その中で、女の子と出逢い、恋に落ちて、ストーリーが変化し、マルチエンディングになる。
という流れは、今までのこの作品で変わらない流れです。
ただ、問題は2周目以降。
結局、同じテキストを読むことになり、ほとんどスキップ。
新しい女の子との出逢いだけが目的になるので、完全にギャルゲー化します。
「あれ? このゲームの目的はバイクでツーリングする楽しみなんじゃ?」
と自問自答したくなります。
一応、追加で有料ダウンロードコンテンツとして、周辺の「静岡県・長野県」、「富山県・石川県」、「福井県・滋賀県」、「三重県・愛知県」の8県に行けるというものもありますが、一つ500円(税込み550円)。4つ買ったら、2200円。
微妙に高い。
なので、買いませんでした。それ以前に飽きて売りました。
そのため、実際にバイクに乗ってツーリングすることが多い私からの評価は、辛口です。
斬新さ: 80点
ゲームバランス: 65点
リアリティー: 80点
やりこみ: 50点
総合評価: B
イマイチ、やる気にならないというか、印象には残らないゲームでした。