13. 八月のシンデレラナイン(2017年)
前回に続く、アプリゲーム。
個人的には、「ウマ娘」よりハマりました。
いわゆる野球ゲームですが、女子高生が野球を真剣にやる、というゲーム。
多彩なキャラクター、魅力的なストーリー、そして緻密な野球描写、演出など、野球という観点で見ると、非常によく出来ています。
もちろんアプリゲームということで、結局は課金をした方がいいのでしょうが、課金をしなくてもある程度、物語としては楽しめます。
野球のシステムとしては、いわゆる「監督」視点なので、スタメンを決めて、試合中に作戦やハイライトシーンで指示するくらい。しかも高速に変更できるので、ほとんどスキップでも可能。
その意味では、時間短縮になります。ただ、物語というかストーリー自体は結構長いのと、キャラクターがどんどん増えていったので、管理するのが大変でした。
なお、デレストという、ストーリーと特訓を兼ねたゲームモードがあったり、たまにオンラインでの全国大会があったりと、モードも魅力的でした。
そして、人気が出たためか、アニメ化もされ、さらに「八月は夜のバッティングセンターで」というオリジナル実写ドラマにまで発展しました。
女の子+野球ゲームという、斬新なジャンルと、緻密な野球描写は、恐らく野球経験者でも(私も少しですが、一応野球経験者です)納得が出来る内容だと思います。
昭和的なスポ根ドラマの部分と、現代の爽やかな部分とを併せ持つ、不思議な魅力があったゲーム。
残念ながら、2024年12月17日でサービスが終了しましたが、全体的にはとてもいいゲームでした。
斬新さ: 95点
ゲームバランス: 90点
快適さ: 95点
可愛らしさ: 95点
野球らしさ: 90点
創業評価: S
個人的には、アプリゲームでは、稀に見るくらいの傑作ですね。