10. RED DEAD REDEMPTION2(2018年)
前回の続編にして、8年もの歳月を経て、登場した名作中の名作。もはやこのゲームをやっていないことで、「人生を損している」と言っても過言ではないくらい、「面白い」ゲームです。
続編ですが、ストーリー的には、前作の1911年から12年もさかのぼる1899年。つまり19世紀末のアメリカ。
そして、主人公も変わります。
ただ、前作以上というより、前作の2倍以上の広大なマップを自由に行き来できる、オープンワールドのゲームです。
そして、ガンアクションも進化。やりこみ要素はさらに増えて、狩猟、犯罪、収集などが追加。
すごいのは、「体力」ゲージが進化して、「空腹」みたいなライフゲージに変わります。つまり、きちんと「食べる」ことによって、健康が保たれるという、人生そのものが描かれています。
なので、きちんと食べないでいると、主人公のライフが減り、それによってガンアクションにまで支障をきたすのです。
登場する人物はまた癖がありますが、動物も狂暴なグリズリー(熊)から、鳥、魚、植物に至るまで様々な物が登場。狩りをして毛皮を剥ぎ、それを売るという楽しみもあります。
サブストーリー、サブクエストの類は、前作よりもさらに増えて、やることが多く、はっきり言って、メインストーリーが全然進みません。
まあ、それだけこのゲームは面白いのですが。
難点は、あまりにも容量が多いこと。
ブルーレイ2枚組で、100GBくらいあるので、それだけで容量が取られてしまいます。
ただ、ロックスターゲームスの本気というか、ゲーム業界の「黒船」ですね、これは。ある意味、長いゲーム史を誇る、日本のゲームの敗北を証明しています。
過去、日本のゲームでこれほど緻密で、面白いゲームはなかったかもしれません。
ということで。
斬新さ: 90点
ゲームバランス: 95点
没入感: 95点
やりこみ: 95点
ストーリー: 95点
総合評価: S
文句のつけどころがないゲームですね。