2018年4月21日(土) イカセンターで家族に誓う
4月21日(土)
今日は私の両親、兄そして我が家族が大集合し、私のインド壮行会を新宿にあるイカ料理専門店のイカセンターで開催してくれた。
なんせ、私は無類のイカ好き。
刺身、よっちゃんイカ、塩辛など形態は異なるものの、必ずといっていいほど毎日イカを口にしてきた。
そこで、最高品質のイカを楽しめるイカセンターをリクエストさせてもらったのです。
イカは想像を超える美味さだった。
でも、それよりも家族と一緒に食べるごはんは何だって美味しいと痛感した。
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インドでも冷凍のイカは食べられるようだが、当然ここのイカのように鮮度抜群のものがあるわけではない。
そこで、イカセンターの伊藤店長に「インドで冷凍イカをどのようにすれば美味しく食べられるのか」と尋ねてみた。
「イカは醤油の味をダイレクトに感じさせる食材なので、美味しくて鮮度の高い醤油をインドで入手できるのであれば、冷凍であっても美味しくイカを堪能できると思いますよ」
なるほど!
これだ!
そして、私は家族の前でこう誓ったのです。
「私は、5年以内に日本の醤油メーカーをインドへ誘致して、美味しくて、鮮度の高い醤油を、インドで現地生産してみせる。その必要資金は、どんなリスクがあろうとも、私がバンカーとして、絶対に融資する。全ては、美味しいイカのために!」
家族は、当然ながら、呆気に取られていましたが。
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美味しいイカとも、家族とも、しばらくお別れです。
この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。