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2018年7月1日(日) 世界一幸せな国ブータン~ブータン人は、本当に幸せを感じているのだろうか~

7月1日(日)


 結局、昨日はほぼ徹夜状態になってしまい、とても眠い。


 チェックアウトを済ませ、パロ空港へ車で向かう道中、ドライバーのタキに、「夜中の犬の鳴き声はうるさくなかったの?」と尋ねるも、「え? 鳴いてましたっけ? なにも聞こえず、ぐっすりと眠りましたが」と即答されてしまった。


 慣れは大事だが、どんなに慣れても、あの鳴き声が聞こえないはずないし、さすがに眠れないと思う。


 ひょっとして、慣れと無の境地が重なり合うことで、その領域に達せられるのだろうか。



 パロ空港に早めに到着したものの、時間を潰せるようなお土産店はなく、キオスクみたいに小さな免税店とコーヒーショップがあるのみだった。


 がっかりしかけたが、その免税店に、なんとブータン滞在中に大変お世話になったウィスキーのK5が売ってるじゃありませんか! 


 しかも、1本の値段は600ニュルタム※と、思ったより安い。(※1ニュルタム≒1.5円)


 このブータン産業セミナーを企画してくれた()()政府に感謝の意を込め、()()買いました。


 上手い! 



 帰りの座席は、通路右の窓側。


 ブータンに別れを告げ、哀愁に浸りながら窓の外を眺めていると……おおお! 


 今度は、ばっちり見えますよ。


 ヒマラヤの山々が! 


 しかも、カンチェンジェンガ、エベレストと、世界トップクラスの山々が次々と雲を貫き、その頂を覗かせている。


 圧巻の一言。


 いつの日か、エベレストの頂上に立ってみたいと思うが、飛行機から直ぐ手が届きそうなこんな高い所まで、はたして登ることができるのだろうか。 


 登頂した人は、本当に凄いと思う。



 昼過ぎに、飛行機はデリーに到着。


 楽しかったブータン3泊4日ツアーは、これにて幕を閉じた。

 

 涼しかったブータンに比べると、デリーの暑さがとても厳しく感じる。


 真っ直ぐ家に帰り、キンキンに冷えたビールで涼を取る。


 すると、昨日の寝不足もあって、瞬時に睡魔に襲われ、ディナーも食べずに寝てしまいました。


 

 世界一幸せな国、ブータン。


 生活環境が厳しいブータン人にとって、本当に幸せを感じているかどうかは不明。


 しかし、ブータンを訪れた私は、間違いなく世界一の幸せを感じることができました。

この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。


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