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2018年5月28日(月) 地球の裏側の関係

5月28日(月)


 今日は、私と同じ時期にインドに赴任した尾崎先輩がデリーに出張しているので、日本料理店の富士で歓迎会をした。


 尾崎先輩はインドといっても当社のムンバイ支店で働いているので、岩城支社長がいるニューデリー支社に挨拶と研修を兼ねて出張してきたのです。


 以前コンノートプレイスにはもっと多くの日本料理店があったようだが、今はこの富士のみになってしまっている。


 尾崎先輩は、ランチも富士だったらしく、今日は徹底した富士攻めである。


 尾崎先輩はニューヨークからインド転勤という結構ハードな異動(プラス物理的な()())をしており、ムンバイ支店着任初日に体調を崩し、数日間会社を休んでいた。


 栄養満点の料理を食べ、しっかりスタミナ付けてくださいね。



 話題は、ムンバイ(現地ではボンベイと呼ばれています)とデリーの違いに及んだ。


 デリーは内陸の政治都市で、ムンバイは海岸沿いの商業ならびに金融都市。


 アメリカで例えるなら、ワシントンDCとニューヨークのような関係にある。


 なぜ金融業を営む当社がデリーに拠点を構えているかというと、過去インド事業に失敗して撤退したことがあり、再進出する際、ムンバイでの営業許可が下りなかったんです。


 もちろん、インドを代表する金融機関の多くはムンバイに本社を置いているので、将来的にはムンバイ支店に本社機能を移す計画をしていますが。

 

 私は、インドの後も引き続き海外で働きたいと思っているが、「ニューデリー支社からニューヨーク支社への転勤を命ずる」なんて辞令をもらうのは、ちょっと大変だと思う。


 同じニューが都市名に付いているものの、文化も、経済も、人種も違うだけでなく、ニューデリーとニューヨークはお互い地球の裏側の関係に位置していますからね。

この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。



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