第1話『出逢い』
始めて物語を書いています。
うまく書けるかわかりませんが、温かい目で読んでいただけると嬉しいです。
『はじめまして。DM失礼します!
私でよければお友達になってくれませんか?』
SNSアプリのDM画面を開いて井上奈々美は
スマートフォンを落としそうになった。
運命だと思った。
奈々美はどこにでもいるような普通の高校生。
毎日同じことばかりで退屈し、どこか孤独を感じていた。 友達がいないわけではない。人並みにいる方だとは思うし、ましてやいじめられているわけでもない。
かと言って親友と呼べるような特別な友達はいなかった。 なんとなく始めたSNSアプリで友達を募集してみた。
『友達がほしいです。
高校2年生。女子。関東住み。
気軽にDMください!』
軽く情報を載せて投稿した。
友達がほしい人はかなりいるらしく、たくさんDMがきた。 でもしっくりくる人がいない。
こんな自分が選ぶ側になっているのは図々しいとも思うが、選ばれる側では私なんて埋もれてしまうだろう。本当に友達を見つけたいのなら選ぶ側のほうが効率がいい。思ったよりたくさんの人がDMをくれた。
中学生や大学生ばかりで同じ年の人がほとんどいない。
諦めようかと思っていたとき新しくDMがきた。
この人で最後にしよう。そう思って画面を開いた。
『はじめまして。DM失礼します!
私でよければお友達になってくれませんか?』
読んだときスマートフォンを落としそうになった。
この人だだと思った。何度も見た同じような文。
どこにでもいるような名前。何がそう思わせたのか
わからない。でも直感で思った。
これが運命なのだと。
スマートフォンを握りしめ、震える手で返信をした。
『はじめまして!ぜひ仲良くしてください!』
短い文を何度も読み返して送信ボタンを押した。
読んでいただきありがとうございました!
一人でも多くの方に読んでいただけるようにがんばります!




