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#100.夜王ヴリドラ


 ロイ達が煉蛇龍を倒す少し前―――。


 水色と緑、まるで月光と星に包まれたような―――、そんな幻想的な明かりが美しい空間で金属と金属とが火花を散らしてぶつかる。


「リコリス! いい加減にお死になさい!!」

「アナタこそしつこいですよ、ヴリドラ!!」


 ヴリドラが淑女らしい体裁を崩して着崩れた服装のまま肩で息をすると、リコは額を伝う汗を拭って彼女の言葉を切って返す。

 二つの影は互いの存在を打ち消すように重なり合い、離れてはまた重なり合う。

 時おり愛しそうにピタリとくっつき、憎むようにお互いを消し去ろうと激しく動いては、影は色鮮やかな空を舞う。


「……愉しいですか、ヴリドラ?」

「悔しいですが、とても……」

「アナタはいちいち難しく考えすぎなんですよ。ファフニールくらい肩の荷を降ろせばいいものを……」

「それが出来たなら星に憧れなどしなかったでしょう。

 月は自身で輝くことが出来ないから太陽を追いかけて丸い輪郭を欠けさせるんですよ?」

「そうですか。存外と不器用なんですね、アナタ……」


 リコの上段蹴りがヴリドラの側頭部に叩き込まれると、ヴリドラは返すように掌底を打ち込む。


「ぐぅ……!!」

「かはっ……!?」


 よろめきながら距離が出来ると、二人はまた得物でしのぎを削る。何度も同じような光景を繰り返し、アザだらけの体を奮い立たせてレーヴァテインとカラドボルグが交差する。


「―――ぬぅあああああああ!!!!」

「―――こ、のぉおおおおおお!!!!」


 赤と青、青と黒、黒と赤とが絡まり、交差して編まれる何かは二人にしか分からない純粋な想いのぶつけ合いになる。


「リコリス。アナタとは英雄だった頃から1000年来の付き合いですが、そのようにわたくしに気持ちをぶつけてくるのは初めてですね」

「もっと早くこうしていれば良かったんですよ……私も……アナタも……」

「いいえ、今だからこそなんだと思います」

「英雄のアナタに手を差し伸べてあげることが出来なかった……傍に立って一緒に笑ってあげることが出来なかった……そんなこと、今さらなんで後悔するんですかね?」

「アナタ、ロイ殿に感化されすぎですよ?

 なにも親しくすることだけが友ではないでしょう?」

「……そうですね」


 笑うヴリドラにリコも思わず口角を持ち上げた。


「ですが、ロイは私のモノです。アナタには譲れませんよ?」

「奪うなど考えておりません。わたくし自身の魅力で振り向かせてみせます!」

「負けられませんね、アナタにだけは!!」

「奇遇ですね! わたくしもですよ!」


 決め手に欠けたまま二人の戦いが膠着している最中、突然と辺り一面が小高い丘に変わる。


「―――ッ!! これは!!」

「なんて温かいのでしょうか……」


 二人は戦いを忘れてロイを見やる。その姿は対照的にそこにあった。

 少しの間を置いて、ヴリドラの意地が彼女の足を動かす。


「決着を付けましょう! 竜の魔女!!」


 縋るように一筋の涙を零したヴリドラの手を無理やり繋ぐようにリコがレーヴァテインを走らせて彼女に詰め寄る。


「ヴリドラぁ! いつまで意地を張り続けるんですか!!」

「意地など張ってはいません! わたくしは正しく人を、世界を見て、こうすべきと己の信念に従って行動しています!!

 観測者であるアナタならわたくしの考えが理解出来るでしょう?」

「ええ、分かりますよ。竜の魔女リコリスならアナタの信念に理解を示すことも出来ます。

 ですが、今の私はリコリス・ベルファスト!

 たった一人の人間ですッッ!!」

「堕ちましたね、アナタぁ!!!!」


 リコの肩にカラドボルグが掠り、赤い血が噴き上がる。返す刀でレーヴァテインが横薙ぎにヴリドラに迫る。

 リコの一閃が僅かにヴリドラの身体を捉え、夜王の腹部に切り傷を付ける。

 ヴリドラが腹部を抑えると細くキレイな指の隙間から血が垂れる。


「これくらいのことっ!! 傷のうちには入りません!」


 ヴリドラは左手の指輪を紅く光らせ、紅色の火で自身の傷口を焼く。彼女の手から垂れる血は止まり、これみよがしに軽快な槍さばきを披露してリコを見下すように斜に構える。


「竜の魔女、これがアナタとわたくしの差です。どれだけの手傷を与えようとわたくしが膝を折ることは有り得ません!!」

「厄介ですね、その炎は……」


 満身創痍のリコに対し、ヴリドラはまるでダメージを受けた様子もなく仁王立ちをする。


「黒い焔でわたくしの紅い火を喰らうまで良かったですが、人からの借り物ではわたくしに響くことはありませんよ?」

「アナタだって人からの借り物でしょうが……アナタが枷だと思ってる人々の願いはアナタ自身の願いでもあるのですよ?」

「願い? そんなおキレイなものじゃないでしょう!

 欲に塗れたこの世界で祈るなんてのは、滑稽で愚かなことだと思いませんか?」


 ヴリドラが大きく息を吸うと紅焔は激しく燃え盛り、膜翅が世界を灼く神の火へとなっていく。


「リコリス、アナタならばと言葉を交わしましたが甚だ失望しましたわ……」

「おや? 私の意味するところは"希望"ですよ?」

「感情を殺せない願いなど誰かを殺すナイフでしかないんですよ!!」


 カラドボルグを握るヴリドラの手に熱がこもる。揺らめく紅の火が感情の昂りに呼応して鮮やかに燃えたぎる。


「わたくしは天涯の女王! 夜王ヴリドラ!!

 原罪が六番目として……赤の英雄アーヤとして……アナタ方の愚行をこの業火で焼き尽くしてあげましょう!!」


 ヴリドラは赤熱するカラドボルグの切っ先をまっつぐにリコリスに向けて走り出す。


「捨てたハズの名を名乗るなど、やはり未練タラタラじゃありませんか!

 どうしてそう、アナタは素直になれないのですかっ!!」


 ヴリドラの感情を穂先に乗せたカラドボルグが肉薄すると、リコが黒焔を纏う神剣でその切っ先を受け止めて弾く。


「わたくしを斬ると息を巻いた割に受けるので精一杯ではありませんか!!」

「それでもッッ!! 私にはアナタを止めるという責務があるのです!!」


 リコは疲労で霞む目を見開き、ヴリドラの感情に昂る瞳を見据えてカラドボルグの切っ先を何度も払い除ける。

 激流のように逆巻く紅焔が美しい火の粉を舞い上げ、ヴリドラの感情を写し出すかのように膜翅が揺らめいた。


「アーヤという名は戒めです! わたくしの過ちを忘れぬ為にあるのです!」

「己を呪って自分だけ不幸を背負ったような顔をして!

 人は苦しみを乗り越えて行かねばならぬのですよ!

 苦しみを知るからこそ人は幸せを知ることが出来るのですよ、ヴリドラ!!」

「そうでなくては幸せが分からないなど人は愚かです! 生き物として欠陥品です!」

「愚かなこと……まだ人を思い出せませんか……!!」


 リコがヴリドラの猛攻を凌ぎながら赤い目で白き瞳を何度も見やる。

 その白い双眸は激しく燃える紅き焔に反比例して、昏く深く、冷めていく。

 紡ぎ合う銀閃に言葉を乗せて二人はただ刃を交えた。

 リコは死力を振り絞り、ヴリドラの槍を何とか凌ぎながら息を吐く。

 冷め切った瞳をした天涯の女王がイラつくように悪言を吐き捨てた。


「まだ耐えますか、竜の魔女―――……いい加減と往生際の悪い……醜く足掻くなど……」

「もう少し、もう少しで勝機が訪れますから―――……」

「戯れ言を! 死に体のアナタに勝機などありはしませんよっ!!」


 歯ぎしりするヴリドラの焔が一層激しく燃え、激情を乗せてその攻め手を強める。猛攻の中でもリコは絶えず反撃の機会を伺い、カラドボルグの切っ先を払い除け、掲げたレーヴァテインをヴリドラ目掛けて縦一文字に振り下ろす。


「―――たぁあああああ!!」

「―――振りが甘いッッ!!」


 渾身の力で振り下ろされた黒剣の切っ先を青き槍の穂先で易々と受け止めると、ヴリドラが嗤う。


「振りに鋭さが無くなってきましたよ? もう限界でしょう?」

「―――クッ!!」


 力任せに押し込もうとするレーヴァテインの剣先をカラドボルグの穂先が逸らし、黒の神剣が空を斬る。

 無防備に晒されたリコの顔を目掛けて青い穂先が差し迫った。


「―――これでお終いですッ! 竜の魔女!!」


 僅か数瞬、一息にリコの目の前まで差し迫ったカラドボルグの鋭い穂先に時が止まる。

 リコの赤い瞳に青い槍が映り、彼女の耳に微かな地鳴りが聴こえた。


「―――そうですね、終幕の時を刻みましょうか!!!!」


 リコは左手でカラドボルグの柄を掴み取り、皮一枚でその一撃を受け止める。

 燃える黒焔が揺らめき、前髪から覗くケモノのような瞳孔にヴリドラは生まれて初めての恐怖を憶えた。


「素手でわたくしの槍を受け止めるなど!?」

「時間切れです、ヴリドラ……ここからは私の時間ですよ……」


 気味の悪い笑みを浮かべたリコは左手に握るカラドボルグから手を離すと同時、青く長い髪をたなびかせて青の戦乙女の姿を取り戻す。

 白い羽根がふわりと空を舞うと、ヴリドラの反応速度を超え、瞬く間に赤い瞳と白い瞳とが交錯する。

 振り抜かれた拳が火緋色の乙女の美しい顔にめり込み、その勢いで浮き上がったヴリドラの体が吹き飛びながら何度か地面を跳ねる。

 天涯の女王は転げながら体勢を立て直し、人ならざる紅い目を見やった。


「わたくしの火が無効化されていく……なぜ……?」

「―――私の力は絶対神域……ロイの神性で埋め尽くされたこの空間では何者であろうと私の領域内で私に逆らうことを赦しません。

 今の私はこの世界の起源にして頂点、竜の魔女ミティアそのものなんですよ……」

「アナタごときが母上を騙るなぁ!!」


 ヴリドラの白い瞳に怒りの火が灯り、神速の槍が鋭い穂先を光らせてリコを襲う。荒々しく振るわれるカラドボルグをリコは事も無げに躱し、ヴリドラの悲痛な面持ちを見やった。


「―――父の寵愛を受けし戦乙女の力、身をもって味わいなさい、ヴリドラ!」

「その目、その顔、その姿!!!!

 母上の贋作が! 父上の神性で作られただけの人形がッ!!

 本来その場所はわたくしが立つべき場所なのです!

 わたくしに返しなさい! 竜の魔女!!」

「ヴリドラ、アナタは聡明過ぎたんですよ。

 人を管理し、汚れは濯ぎ、美しいものだけで世界を埋めようなどという考えがアナタを狂わせてしまったのですね」

「父と母が遺したこの世界に汚れなどあってはならぬのです!

 どれだけ美しいものを描こうとも人は平気でその絵に泥を投げ付ける―――……人など愚かです、この美しい世界にはそのようなものは不要なのです!!」

「その汚れを色の一つだと受け入れなれなかったアナタの弱さが、その傲慢さがアナタを孤独にしたんですよ!」

「そんなもの! 認められるわけないでしょう!!」


 リコは感情に任せてただ闇雲に振り回されるカラドボルグを受け止め、ヴリドラの泣きじゃくる顔を見ながら微笑んだ。


「―――もう、お終いにしましょう。

 ――――――ね? ヴリドラ?」


 振り上げられた黒剣が天涯の女王を切り裂き、火緋色の乙女は涙を空に還しながら天を仰いだ。


「……痛い、これが痛みなのですね」

「ミティアとカルナの願いは、この世界で可愛い娘にただ笑って生きてもらいたかっただけなんですよ。

 そんな簡単で一番大事なことを見落とすからアナタは不器用だとファフニールに笑われるんですよ……」

「…………出来の悪い娘で申し訳なかったと謝らねばいけませんね」


 リコはレーヴァテインを空に還し、切り伏せたヴリドラに背を向ける。


「―――わたくしはただ、父と母の遺したこの世界を穢したくはなかった。二人の想いを美しいままにしておきたかった―――……。

 未来永劫ずっと綺麗なままなのだと―――…、二人の遺したこの世界は美しく綺麗なんだと……。

 ―――わたくしが想いを継がねばならぬと……、そう思い込んで―――……」


 息も絶え絶えに語られるその言葉は時おり吐き出した血で不明瞭になりながらも、リコは聞き逃すことのないように静かに聞き耳を立てる。


「父上と母上に本当に申し訳ありません。わたくしの要領が悪いばかりに二人の最後の願いを棒に振ってしまうなんて……」

「親の心子知らず―――、ですね―――」


 ヴリドラは暗く落ちていく視界の中でリコの姿を捜して首を動かす。


「―――竜の魔女、―――いえ、リコリス」

「……なんですか?」

「神域を止めてもらってもよろしいですか?」


 残る気力を振り絞りながらヴリドラが左手の指輪を掲げる。

 しばし無言でヴリドラの目を見つめたリコは目を伏せた。


「―――わかりました」

 

 ヴリドラの指輪が赤く光り、彼女は自身の体を紅い焔で焼いた。

 少ししてヴリドラはよろめきながら立ち上がり、荒い息で歩き出す。


「一つだけやり残したことがあるのです」


 横たわるロゼリアの元へたどたどしい足取りで歩み寄っていく彼女にリコが肩を貸す。


「ロゼリアには辛い思いをさせてしまいました。

 あの子ならば、この醜悪で欲深い人の世を正しく導くことが出来るだろうと―――、とんだ親バカ……いえ、師匠バカでしたね。

 人はただ強く正しくあればいいと、わたくしの考えを押し付けてしまいました。

 ですが、それは間違いだと言われてしまいましたからね―――、わたくしも自身の過ちを訂正せねばいけません……」

「彼女は強くなりますよ、今から」

「わたくしも、そう信じたいものです」


 ヴリドラは横たわるロゼリアの元まで来ると、その体を優しく抱き上げてロイ達を見上げた。


「……ロイ殿、アナタの勝ちです」

「満足したかい、ヴリドラ?」

「ええ、とっても―――」


 柔和な顔つきをしたヴリドラが微笑む。肩の荷を降ろしたような軽快な一笑いが涼やかな丘の風に乗って運ばれていく。


「最後にやり残したことを終えれば、わたくしはわたくしの役目を終えるとします……」


 ヴリドラの指輪が紅く光り、ロゼリアの体を焼いていく。やがて、紅焔がロゼリアの身体を焼き尽くし一片も残さず空へと還ると、天涯の女王は左手の指輪を自身の指から抜き取った。

 指輪は白い光を大きく放ち、ロイ一行は思わず目を閉じる。


「―――ロイ殿、この指輪はアナタに託します。

 ロゼリアのこと、よろしく頼みましたよ」


 明かりが落ち着きロイ達が目を開けると、ヴリドラの姿は無く、眠るロゼリアの胸の上に白い石がはめられた指輪だけが置かれていた。


ハジメマシテ な コンニチハ。

高原 律月です。


竜の魔女、第100話の完成です!!


この100話、いわく付きでして……最終まで一気に書き上げてたところで保存しようとしたら執筆した文章データ保存出来ず、全部吹き飛んでやり直しというトンデモナイ事態に見舞われてそっくりを書き直しという苦行を味わいました(しかも、二稿目はボロボロすぎてちょっと雑w)


リアルにヴリドラさんの能力を味わった気分です…。



後書き解説コーナーとしては、ロイ君が煉蛇龍を撃破→リコさん神域解放→ヴリドラの焔を封印→弱体化したヴリドラさんを黒焔で身体強化してるリコさんが圧倒→勝利!!という流れになります。


黒焔が身体強化するギミックの説明は初出なのですが、アンガーマネジメント由来ですね。

怒りは時として自身の能力の限界を引き出す燃料になる時もあります。

まあ、この辺は説明すると長くなるので割愛させてもらいます。


今回のお話(第二部 41話〜100話まで)は少しややこしい部分があったと思うので読まれた方は混乱されたところがあるかもしれません。


ひとつひとつの言及は文字数が増えてしまうので出来ませんが、大まかな部分だけお話をしたいと思います。


一つ目は、大筋として「感情とは何か?」をメインテーマに据えて第二部は書かせてもらっています。

前半にある目標の喪失によるロイ君の焦燥感から始まって、ゴブリンの集落襲撃する辺りでのリコさんとのやり取りや集落を襲撃している時から夜焉龍戦の前半までの描写はロイ君の青い部分 (若い部分)を全面に押し出してたりします。


中間部分(67話〜84話辺りくらいまで)では、思春期特有の背伸びというか精神の成熟に比重を置いてお話を作りました。ロイ君の年齢が18歳という設定もあり、この手の話を作るには年齢が若干幼すぎた気もしますが、若い部分との行ったり来たりを楽しめたのでこちらもまあまあ良かったかな?と思います(18歳の精神年齢は認知しているものより低いです、意外と笑)


終盤にかけて、ラストスパートかけながら感情を殺すのが美徳とされる考え方の代理人としてヴリドラさんを使わせてもらいました。その対比として感情的に行動するロイ君・リコさん・剣聖ちゃんをメインでストーリーを作りました。

ヴリドラさん単体で見ると、隙ってまったく無くて正攻法で倒そうとしても勝ち目がまるでないのがネックだったんですが、勝ち筋は残しておいたので何とか回収することが出来ました。


ヴリドラさんがロイ君に憧憬する背景としては、ストーリー上にもちらほら出てきましたが正しく感情を吐き出せるところですね。

自分と近似した存在で性格的にも似ているのに自身は出来なかったことを出来ちゃう(感情を見せて人とぶつかったりすることが出来る)ロイ君を愛憎混じった目で見つめてる感じです(笑)

ロイ君の心をぶっ壊して依存させて縛り上げたいなーくらいのぶっ飛んだ感情で彼のことを見つめてます、ヴリドラさん((´∀`*))ヶラヶラ

(ストーリー上、ほとんどそんな描写が無かったけれどw)


なんの話をしてるか分からなくなるくらい、まあ色々な考えがたかーらの脳内にはあった訳ですが落ち着く所に落ち着いてくれて良かったです(笑)


個人的にはヴリドラさんって最推しキャラ(次点でアナちゃん)なんですが、敵役で中間ストーリーキャラ(要するに中ボス)なのに設定を作り込みすぎて全然出し切れてないんですよねwww


それこそヴリドラさんのせいでロゼリアさんが生まれたり、リコさんが情緒不安定の設定を追加されてしまったり、ククルカンのオッサンが言動粗くなったり(原罪同士でキャラ被りを避ける為)、ティアマトさんは危ないお姉さんで一話退場することになったり、相当な影響を及ぼしてます(笑)

なんなら、ロイ君の髪の毛が赤い(ストーリー上の描写はありませんが立ち絵で髪の毛が赤い)のもヴリドラさんの影響ですww


あと、これはずっと謝ろうと思っていた案件なんですが、倒した原罪は出演しません発言はフェイクでした!ウソついててごめんなさい!(煉蛇龍戦で出す気満々でしたが、出さないよ〜出さないよ〜しといた方が盛り上がるかなぁ?と思って出さないと明言してました笑)

ちなみに85話の「ダンシングミンストレル」でティアマトさんを出したのは完全に予定外です、水焔だけ出してだと本当に意味不明な流れだったのでティアマトさんを使って補足説明する為に出してしまいました。


そんなこんなで第二部は煮詰まりに煮詰まったドロッドロのスープだったんですが、全体の流れとしてはサラサラ終わらせちゃった気がします(笑)


次の第三部では、いよいよあの人の登場です!!(みなさんご存知、あの人しかいませんね!)


それでは、また次回〜 ノシ

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